ユニ・チャーム、 WWF「国際プラスチック条約企業連合(日本)」に参画
ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原豪久)は、公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン(以下、WWFジャパン)が事務局を務める「国際プラスチック条約企業連合(日本)」に参画したことをお知らせします。
当社が「国際プラスチック条約企業連合(日本)」参画する背景
当社は「SDGs: Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の達成に貢献することをパーパス(存在意義)とし、事業活動を通じて環境問題や社会課題の解決に取り組んでいます。
この一環として、2020年に公表した「環境目標2030」では「プラスチック問題」への対応を重点テーマに設定し、グループ全体で取り組みを強化しています。
このような活動との親和性を踏まえて、2022年6月1日に開催された「プラスチック・サーキュラー・チャレンジ2025」に参画するなどWWFジャパンと協働しています。
今回の「国際プラスチック条約企業連合(日本)」への参画は、このような経緯に基づくものです。
「国際プラスチック条約企業連合(日本)」とは
2022年3月に行われた第5回国連環境総会再開セッションにおいて、175カ国の合意によって「プラスチック汚染を終わらせる法的拘束力のある国際約束に向けて」が採択されました。これに伴い、政府間交渉委員会(INC:Intergovernmental Negotiating Committee on Plastic Pollution)が発足し、ケニア・ナイロビで本年・2023年11月13日~19日に、プラスチック汚染対策の国際条約の制定に向けた政府間交渉第3回会合(INC-3)が開催されます。このような背景から、プラスチック汚染の解決に取り組むことにコミットした企業が、日本政府に対し国際条約の締結を呼びかけるための新たな枠組みとしてWWFが事務局を務める「国際プラスチック条約企業連合(日本)」が発足しました。
なお、「国際プラスチック条約企業連合(日本)」では、「プラスチック問題」への対応として、以下3つの取り組みを表明しています。
- サーキュラーエコノミーのアプローチによるプラスチックの生産数量と使用量の削減
- すべてのプラスチック製品の循環
- プラスチック流出の防止と回収
WWFとは
WWFは100を超える国・地域で活動している環境保全団体で、1961年にスイスで設立されました。人と自然が調和して生きられる未来を目指して、サステナブルな社会の実現を推し進めています。
(関連情報)
ユニ・チャーム Kyo-sei Life Vision 2030
https://www.unicharm.co.jp/csr-eco/kyoseilifevision/index.html
ユニ・チャーム 環境目標2030
https://www.unicharm.co.jp/ja/company/news/2020/1214067_13534.html
WWFジャパン
https://www.wwf.or.jp
会社概要
社名 :ユニ・チャーム株式会社
設立 :1961年2月10日
本店 :愛媛県四国中央市金生町下分182番地
本社 :東京都港区三田3-5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー
社員数 :グループ合計16,206名(2022年12月)
事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品
ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、
ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売