日本初 “脱腸専門”日帰り腹腔鏡手術開院2年たらずで500例達成！　患者の3割は女性最新技術でキズは僅か5ミリで治療

日帰り手術センター東京外科クリニック

2017-08-08 11:00

東京外科クリニック(所在地：東京・御茶ノ水、院長：大橋直樹)は、2015年11月の開院以来、2017年8月時点で脱腸に関する患者様の手術数が500例を超えたことをお知らせいたします。

・日帰り手術実績

http://www.tokyogeka.com/hernia/jisseki.html

・代表者あいさつ

http://www.tokyogeka.com/introduce.html

脱腸治療の専門クリニック

年間15万件以上の手術が行われている「脱腸(そけいヘルニア)」(※1)は、モウチョウよりも多く行われている手術であることは意外に知られていませんが、当院は、そんな脱腸を腹腔鏡でかつ日帰りで治療する専門クリニックとして日本で初めて(※2)開院いたしました。

これまで多くの患者様にご来院いただいている理由は、腹腔鏡手術を行うことで術後の傷が5ミリ程度に治めることができることと、通常入院が必要な手術に対し、手術した当日に日帰りでご帰宅いただくことができることです。当院では多い月で30例以上の腹腔鏡下そけいヘルニア修復術を行っております。

※1：脱腸は太腿の付け根が膨れる病気です。一般的には「脱腸」と呼ばれていますが、医学的な病名は「鼠径ヘルニア」です。(本稿ではひらがなで表記。)手術以外の治療法はなく、下腹部を補強するメッシュを入れる術式が普及しているが、これを腹腔鏡による小さいキズで行う方法が最近注目されています。発症しただけでは、生命にかかわることはありませんが、「かんとん」という緊急事態に陥ると激しい痛みを訴え、時として緊急手術を要すこともあるため早めの治療が勧められます。

※2：当法人調べによる。保険診療機関として届出されている診療所で、日帰りの腹腔鏡下そけいヘルニア修復術(TAPP)を主たる術式として行う施設は日本初と考えられます。

腹腔鏡手術のキズは僅か5ミリ！キズが小さく痛みも少ない腹腔鏡手術の「日帰り」に成功

患者様の時間を大切にする「日帰り手術」、キズが小さく術後の痛みも少ない「腹腔鏡手術」。意外なことに、これらの両立は今まで行われてきませんでした。腹腔鏡下そけいヘルニア修復術のスペシャリスト大橋が自らクリニックを立ち上げ日帰り麻酔専門チームを誘致。安全快適に患者さんを日帰りさせるプロトコールを開発し、開院2年たらずで500例に及ぶ手術を行いました。

脱腸は陰嚢まで膨れるほど大きいものがありますが、それでも僅か0.5センチのキズで手術を完遂できます。従来の切開法であれば小さくても3センチ、大きいと7センチくらいのキズが必要であったため、それと比べるとはるかに小さいキズで済みます。したがって、整容性に関心が高い若い女性にもたいへん好評で、都内はもとより遠くは鹿児島や秋田、新潟などから患者さんが来院します。

若い女性にも多い脱腸　中高年男性だけの病気ではありません

実は、成人の脱腸は男性特有の病気であると医師ですら誤解していることがあります。確かに40～60代の男性に患者さんが多いのですが、20～40代の女性にもうひとつのピークがあります。当院に訪れる患者さんの3割は女性で、多くの若い女性が悩んでいることに気づかされます。増えてきた理由としては、今まで受診をためらっていた若い女性も小さいキズで仕事や育児をあけることなく日帰りできることに受診のしやすさを感じてきたためだと考えられます。病気が発生する場所としても、デリケートな部位であり、手術により大きなキズを残してしまったら気の毒です。東京外科クリニックの腹腔鏡手術では、終わって半年もすれば、手術が行われたことすら気づかれないほどキズは目立たなくなります。そしてその分、痛みも少ないため、楽に日帰りすることができ、術後の平均滞在時間は1時間くらいで済んでいます。