業務用炭酸飲料製造機「テンポスパークリング」を 6月1日提供開始　ペットボトルを再利用しプラごみを削減

2021-05-19 11:00

株式会社テンポスバスターズ北陸(本社：石川県金沢市、代表取締役：竹原和行)は、飲料水に炭酸を注入し炭酸水を製造する「テンポスパークリング」について、2021年6月からサービスの提供を開始いたします。

提供の背景

現在、2019年6月に開催されたG20にて議題となった、プラスチックごみによる深刻な海洋汚染問題の重要性が問われております。その元凶はペットボトルと言われ、世界全体のペットボトル消費量は10年前は約3,000億本でしたが、2016年時点では4,800億本に急増。2021年には20％増え5,833億本になるといわれています。
多くの飲食店では炭酸水はペットボトルに入ったものを購入し、使い切った後はほぼすべて資源ごみとして排出されています。
資源ごみと言われ、日本国内のペットボトルの回収率は90％と、欧州の40％や米国の20％と比べてもかなり高いですが、実はペットボトルが原料としてペットボトルに再生される割合は、わずか10％程度にとどまっているのが現状です。今回、当社では、ペットボトルの再利用が可能となる業務用炭酸飲料製造機「テンポスパークリング」の提供を開始いたしました。

「テンポスパークリング」のサービス概要

特長

この度提供するテンポスパークリングは、空のペットボトルに水を入れ炭酸を注入することで炭酸水が製造できるため、使用したペットボトルはリユース可能となります。
また、このコロナ禍で飲食店が苦戦を強いられている中、今、環境配慮の為にコストをさらに割くことは大変難しい状況であると察します。
しかし、この「テンポスパークリング」で製造すると500mlのペットボトル1本あたりのガス代は約5円となり、市販が約80円となりますので、原価を抑えるメリットがあります。また、製造機は販売ではなく初期費用無料のメンテナンス付きレンタルとなりますので、導入メリットも高くなっております。