クラウドファンディング達成率150％で大反響 焼酎×珈琲の最高級リキュールを本格発売へ ホンジュラス生産者の窮地を救う切り札に
株式会社天盃(本社：福岡県朝倉郡筑前町、代表取締役：多田 格)は、日本初の発酵技術「乳酸発酵」を用いた本格麦焼酎と、ホンジュラス産高品位珈琲を配合したリキュール『コーヒースペシャリテ』を10月1日に本格的に発売しました。当社の直売所やオンラインショップで販売いたします。
同リキュール商品は、今年6～7月に実施したクラウドファンディングの返礼品として開発したもので、この支援プロジェクトは当初の目標金額を大きく上回る150％以上を達成して、メディアで取り上げられるなど大きな反響を得ることができました。これを受けて、今回、一般向けにも販売することとしました。
なお、支援金は、返礼品のほか、主にホンジュラスでの設備投資や研修費用として提供させていただき、現地で持続可能なコーヒー豆生産を支援するために使用させていただきます。
《『コーヒースペシャリテ』商品概要》
『コーヒースペシャリテ』は、当社の日本初の技術「乳酸発酵」により蒸溜した「本格麦焼酎」を使用し、ホンジュラスの最高品質コーヒー豆の個性が残るように抽出いたしました。
砂糖には、蔵元地元で「有機栽培、減農薬」のさとうきびから作られ、福岡県6次化商品コンクールで「特別賞」を受賞した「さとうきび蜜しぼり」を使用しております。
原材料名： 福岡・佐賀県産二条大麦、ホンジュラス産珈琲豆、黒糖蜜
度数 ： 25度
内容量 ： 700m
販売価格： 2,500円(税別)
URL ： https://www.tenpai.co.jp/coffee-spclt/product.html
《クラウドファンディングの成功》
ホンジュラスのコーヒー豆農家を支援することを目的としたクラウドファンディングを、6月19日より実施。主催者は、愛媛県大洲市のホンジュラスコーヒー専門店「カトラッチャ珈琲焙煎所」で、ホンジュラス産コーヒー豆の品質の高さの認知向上および消費拡大に向けた活動を展開されており、当社としてはこの活動に共感し、今回クラウドファンディング向けの新商品開発にご協力させていただきました。
続・あなたと紡ぐコーヒー物語『ホンジュラスからの一通のSOS』
https://readyfor.jp/projects/catrachacb2020
※最終支援金額：1,839,000円(目標金額：1,200,000円)
《ホンジュラスの現状と今後》
国内のみならず世界中で新型コロナウイルスの影響を大きく受け、今後も影響は続くと予測されます。日本では国民に対する給付金や補助金等があるのに対して、ホンジュラスではこうした援助が十分ではないため、世界でも最高級のコーヒー豆を生産する国でありながら、離農する農家が増えると予測され、このままだとホンジュラスのコーヒー豆産業が衰退する危機に直面します。
当社としましては、クラウドファンディングで得られた資金をホンジュラスにおけるコーヒー豆農家のために活用するのはもちろん、今回の新商品を中心として、ホンジュラス産コーヒー豆の日本での消費促進や認知度向上を図ることで、最高級のホンジュラス産コーヒー豆の持続可能性に貢献したいと考えております。
《駐日ホンジュラス大使、アレハンドロ・パルマ・セルナ氏のコメント》
「天盃とカトラッチャ珈琲焙煎所のお力添えで、2つの国の味が一つになった新製品が誕生しました。その品質とより良い味わいを楽しむ、新たな形が可能となります」
《カトラッチャ珈琲焙煎所、今井 英里氏のコメント》
「お酒の形で正当に評価されれば、コーヒー豆も正当に評価していただけます。ホンジュラスの天然の「高品質」を未来に残したいと思います」
《当社代表取締役、多田 格のコメント》
「私の大好きなホンジュラスのコーヒーを失いたくなという思いと、このコーヒー豆なら最高級のリキュールが作れると確信して開発しました」
《天盃 会社概要》
社名 ： 株式会社天盃
企業サイト ： https://www.tenpai.co.jp/
代表者(杜氏)： 代表取締役 多田 格(いたる)
事業内容 ： 麦焼酎を中心とした酒類製造販売。
「全量 佐賀・福岡県産二条大麦使用」「常圧二回蒸溜」
「炭素やイオン交換樹脂不使用」にこだわり、
原料大麦の風味を生かしているのが特長。
創業 ： 1898年(明治31年)10月29日
所在地 ： 〒838-0804 福岡県朝倉郡筑前町森山978
所属団体等 ： 日本名門酒会・良い食品を作る会
日本酒造組合中央会・福岡県酒造組合
福岡県特産焼酎組合
