「松篁、松園を語る 松園、松篁を語る」展を開催します。
上村松園、松篁親子がお互いについて語った“ことば”から作品をセレクト
近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」では、2023年3月28日(火)から2023年6月25日(日)まで、展覧会「松篁、松園を語る 松園、松篁を語る」を開催します。
上村松園と松篁はお互いを尊重し、画のことはお互い話をしなかったといいます。しかし、松篁が母・松園のことを語った文章はいくつも遺っており、松園の文章にも子・松篁について触れた箇所を見つけることができます。
本展では、松園、松篁それぞれの文章から、お互いについて語った“ことば”を拾い上げ、それを基に、松園「娘」や約3年ぶりの当館展示となる松篁「万葉の春」を含む、当館所蔵の作品や下絵、素描など約80点を展覧し、画道ひとすじに生きた二人の画業を振り返ります。
また、展覧会期間中、当館館長である上村淳之の美術講演会を開催します。
詳細は別紙のとおりです。
上村松園「娘」大正15年(1926)
上村松篁「万葉の春」昭和45年(1970)
近鉄グループホールディングス株式会社蔵 松伯美術館管理
別紙
1. 名 称 松篁、松園を語る 松園、松篁を語る
2. 開催期間 2023年3月28日(火)~2023年6月25日(日)
3. 主 催 公益財団法人 松伯美術館、毎日新聞社
4. 会 場 松伯美術館
5. 休 館 日 月曜日
6. 開館時間 午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時00分まで)
7. 入 館 料 大人〔高校生・大学生を含む〕820円、小・中学生410円
・20名以上は団体割引(入館料1割引)
・障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで入館料2割引
8. 展示作品数 約80点(下絵、素描を含む)
9. 主な展示作品
●上村松園 「娘」「花がたみ」「新蛍」(※1) 「鼓の音 (※2) 「伊勢大輔」<個人蔵>(※2)
「春苑」「夕べ」「序の舞」「草紙洗い小町」「夕暮」などの下絵 ほか
※1: 3月28日~5月7日展示 ※2: 5月9日~6月25日展示
●上村松篁 「万葉の春」(※)「閑光」「母子の羊」「金魚1」「椿」
(※当館では約3年ぶりの展示)
[特別展示]
●上村淳之 「月汀」「水辺の四季」「憩」
* 展示作品は、都合により変更する場合があります。
館長 上村淳之による『美術講演会』の開催[事前申込による抽選制]
日 時:5月13日(土)14時00分~15時00分
場 所:松伯美術館 展示室
座席定員:50名(座席指定)
聴 講 料:無料、但し入館料が必要
申込方法:往復はがき「往信」裏面に次の事項を記入の上、申込み下さい。
(1)郵便番号 (2)住所 (3)名前 (4)電話番号 (5)参加希望人数(2名まで)
申込締切:2023年4月21日(金)[必着]
申 込 先:松伯美術館
〒631-0004 奈良市登美ヶ丘2-1-4 電話:0742-41-6666
以 上