制御特化型省電力IoTゲートウェイ 「クラウドロガーLTE(Cat.1)」発売  ~LED表示板や警報器の遠隔制御を低消費電力で実現~

エコモット株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:入澤 拓也、以下「エコモット」)は、制御特化型省電力IoTゲートウェイ「クラウドロガーLTE(Cat.1)」を2022年1月12日より提供開始いたします。

概要

「クラウドロガーLTE(Cat.1)」(DLX-410)は、主に土木・建設現場向けのIoT制御盤として多くの出荷実績を誇る当社の従来品「クラウドロガーLTE」(DLX-400)の約6割の待機消費電力で動作する省電力化及び小型化を実現した端末です。

内蔵のLTE Cat.1通信モジュールを介してクラウドと連携することで、センサーや計測装置から収集したデータをクラウド上で管理し、クラウドの管理画面上の操作により離れた場所から現地設備の遠隔制御(接点入力4点、接点出力2点)を実現でき、別売りの増設ボードと組み合わせることにより接点入力・出力点数を増やすことも可能です。

「クラウドロガーLTE(Cat.1)」とクラウドは常時接続しており、従来品の「クラウドロガーLTE」が収集した計測データと連携して、特定の警戒値を超えると「クラウドロガーLTE(Cat.1)」と接続された設備を制御することも可能です。

システム概要図
サマリー画面
記録データ
リアルタイムデータ
リレー制御

例えば、計測地点の風速が10mを超えた場合、計測地点から離れた場所に設置された警報機やLED掲示板などをリアルタイムに制御して注意喚起するシステムを簡単に構築できます。

低消費電力で動作するため電源が取れない屋外の現場でも、別売りのポータブル太陽光発電システム(SOBAT)と組み合わせることにより、24時間稼働可能です。

「クラウドロガーLTE(Cat.1)」は、従来品により全国で実証されている安定稼働性と、従来品からの小型化および省待機電力性能から、エコモットの新サービスである『EV充電スタンド』における遠隔監視端末としても採用いたします。

サービス概要
PCスマホイメージ

従来品との仕様比較

クラウドロガーLTE

型式      :DLX-400-LAD
CPU      :1GHz
接点入力    :8点
接点出力    :8点
アナログ入力  :4点
RS-232C/RS-485:あり
LTE      :マルチキャリア Cat.4
         上り最大50Mbps/下り最大150Mbps
電源入力    :12V
消費電力    :待機時  :約220mA
         最大負荷時:約660mA

クラウドロガーLTE(Cat.1)

型式      :DLX-410-LD
CPU      :500MHz
接点入力    :4点
接点出力    :2点
アナログ入力  :なし
RS-232C/RS-485:あり
LTE      :マルチキャリア Cat.1
         上り最大5Mbps/下り最大10Mbps
電源入力    :9~36V
消費電力    :待機時  :約130mA
         最大負荷時:約300mA

従来品とのサイズ比較

横幅は同じサイズとなり、縦・高さは約2/3に小型化

比較

提供開始:2022年1月12日
価格  :オープン

エコモット株式会社について

エコモットは2007年の創業以来IoT専業のソリューションベンダーとして、センサー・自社開発通信デバイスの提供を行うとともに、多様な顧客ニーズに応じたカスタマイズ、現場での設置ノウハウを提供し、あらゆる「モノ・コト」からセンシングを可能にするソリューションを提供しています。2017年6月に札幌証券取引所アンビシャス市場、2018年6月に東京証券取引所マザーズへ上場。2019年1月にKDDI株式会社と資本業務提携いたしました。

所在地 : 〒060-0031
      北海道札幌市中央区北1条東2丁目5番2号 札幌泉第1ビル1階
代表  : 代表取締役 入澤 拓也
設立  : 2007年2月
資本金 : 6億1,529万円(2021年8月末時点)
事業内容: IoTソリューションの企画、およびこれに付随する端末製造、
      通信インフラ、アプリケーション開発、
      並びにクラウドサービスの運用・保守に関する
      業務のワンストップでの提供
URL   : https://www.ecomott.co.jp/

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