最短直管長2xDを実現した流速分布の乱れを補正する 世界初の機能を備えたクランプオン式超音波流量計 「Proline Prosonic Flow P500」 9月販売開始

エンドレスハウザー ジャパン株式会社(本社:東京都府中市、代表取締役社長:齋藤 雄二郎)は、乱れた流れを補正する新開発のFlowDC機能を搭載した超音波流量計「Proline Prosonic Flow P500」を2021年9月1日より販売を開始することをお知らせします。

Proline Prosonic Flow P500

特長

(1) 短い直管長で設置場所の制限を大幅に緩和
・FlowDC機能で乱れた流れで発生する誤差を補正
・配管の曲がりの下流などで発生する乱れを補正
・最小の直管長でも仕様精度を確保
・限られたスペースへの設置にも対応

(2) どんな配管にもフィット
・クランプオン式のため、プロセスを中断することなく設置可能
・センサーと配管の間に最適な音の伝達を行うコンタクトフォイル(カップリングパッド)により、長期安定性を確保
・口径、流体、配管材質に応じた周波数の超音波数センサーを提供(配管口径 15A~4000A)

(3) 操作上の安全性を最大限に高め、保守に係る手間と時間を削減
・内蔵の自己診断機能(Heartbeat Technology)により、恒久的な自己診断とトレーサブルなデバイス検証が可能。
・標準装備のWebサーバーにより、ソフト/ハードウェアを追加することなく、WLAN/LAN経由でデバイスが保有するあらゆるデータにアクセス可能
・デバイスデータはHistoROMデータストレージモジュールに安全に保存されており、保守作業後の自動的に再ロード、他のデバイスへの複製が可能。

FlowDC機能を搭載した「Proline Prosonic Flow P500」誕生の背景

超音波流量計は、配管外からの非接触での流量測定が可能なため、圧力損失ゼロ、流体の密度や粘度の影響を受けない、センサーを腐食させることなく腐食流体も測定可能などの特徴があり、数十年にわたってプロセス産業で成功を収めてきました。しかしながら、正確な測定を行うには、少なくとも15xDの非常に長い直管長が必要でしたが、十分な直管長をとることが出来ない場合が多く、測定誤差が大きくなるという課題がありました。
Endress+Hauserはこの課題を解決するため、測定の偏差を確実に補正することのできるFlowDC機能を開発しました。「Proline Prosonic Flow P500」はこのFlowDC機能を搭載することにより最短直管長2xDでの高精度測定を可能にしました。

会社概要

社名  : エンドレスハウザー ジャパン株式会社
代表者 : 代表取締役社長 齋藤 雄二郎
所在地 : 東京都府中市日新町5-70-3
設立年 : 1955年
事業内容: プロセスオートメーション分野における各種計装制御機器
      およびソリューションの提供
URL   : https://www.jp.endress.com/

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