ビーウィズ、長崎のIT企業ドゥアイネット社と資本提携 デジタル技術を通じた長崎の地域課題の解消へ
カスタマーサービスのデジタルトランスフォーメーション(DX)化を支援するビーウィズ株式会社(本社：東京都新宿区、代表取締役：森本 宏一)は、長崎のIT企業株式会社ドゥアイネット(本社：長崎県長崎市、代表取締役：土井 幸喜)と2022年10月1日より同社の株式60％を取得し、資本業務提携を行うことをお知らせします。本提携により、同社と共同企画で進めている映像音声共有化システム「VSCore(ブイエスコア)」の高度化を目指すとともに、同社の開発力や人材を当社グループに取り込むことで、当社の長崎市における開発拠点、「デジタルラボ長崎」における相互補完によるシナジーの創出、事業の加速によって、デジタル技術を通じた長崎県の地域課題に取り組んでまいります。
資本提携の理由
当社グループは、2022年4月1日に「デジタルラボ長崎」を開設いたしました。
同ラボの開設に先駆けて2019年より、長崎市内のIT企業や大学、自治体が参加する「長崎デジタルコンソーシアム」を立ち上げ、長崎県の地域課題を解消するデジタル技術について、議論を続けて参りました。
ドゥアイネット社は「長崎デジタルコンソーシアム」における中核的なIT企業の1つであり、従前より人材出向などの交流実績があります。
資本提携で解消する地域課題
近年、急速にリモートでの就業が可能になり、社会の働き方が大きく変化しました。このような変化は、長崎県の最重要課題である「若年層の県外流出」において、プラス面が大きい一方、出張の減少等による県外人材とのリアルでの交流の場の減少も生じております。就業人口の多い都市部と比較して、良質なコミュニケーションが阻害されやすく、「地域情報格差が長期的に生じる可能性があること」を改めて地域の課題であると認識しております。
そこで、2019年より従前のオンライン会議システムでは難しい、精度の高いコミュニケーションを実現する新しい映像音声技術の開発「VSCore(ブイエスコア)」の企画開発をドゥアイネット社と共同で開始しました。今後は同技術を活用したアプリケーションである「オンライン研修システム」の販売を下期より開始する予定です。「オンライン研修システム」は、講師が受講生のデスクトップの動きを確認しながら、研修や指導が可能なシステムであり、受講生の理解度をこれまで以上に高い精度で把握することが可能です。特に地方においては、今後もオンラインでの対応に代替されることが予想される、オンボーディングの精度向上や、エンジニアの技術指導など、業務の習得にかかる情報格差の解消を進めることで、リモート就業であってもリアルと同等に人材育成が叶う環境を提供してまいります。
デジタルラボ長崎について
当社グループが、2022年4月1日に長崎市内に開設した開発拠点。長崎県の地域課題を解消するデジタル技術の開発をミッションとし、自治体、大学、地元IT企業との協業のもと、様々な可能性を模索し日々研修開発を行っております。
VSCore(ブイエスコア)について
これまでサーバーを介して1対1で行っていた映像や音声の送受信を、サーバーを介さずに1対複数者での同時送受信を可能にするミドルウェア(基礎技術)であり、様々な分野で本技術を既存のアプリケーション等に組み込むことで、開発コストやリードタイムをかけずに、オンラインでのサービス提供に新たな付加価値を生むことができます。
＜参考＞ビーウィズ株式会社 会社概要
会社名 ：ビーウィズ株式会社
所在地 ：東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー32F
設立 ：2000年5月12日
代表者 ：代表取締役 森本 宏一
事業内容：自社開発のクラウド型PBX「Omnia LINK」等の
デジタル技術を活用したコンタクトセンター・BPOサービスの提供、
および各種AI・DXソリューションの開発・販売
コーポレートサイト： https://www.bewith.net/
＜参考＞株式会社ドゥアイネット 会社概要
会社名 ：株式会社ドゥアイネット
所在地 ：長崎県長崎市千歳町21番6号
設立 ：1997年4月25日
代表者 ：代表取締役 土井 幸喜
事業内容：システム開発(アプリ、ソフトウェア)・
Web制作(ホームページ、ネットショプ、ランディングページ)・
製品販売(IOT製品、リサイクルPC、LINE WORKS、Ever note)・
「補助金・助成金」診断サービス・Webマーケティング
コーポレートサイト： https://doinet.co.jp/
