PCR検体採取用換気装置を発売
株式会社トルネックス(代表取締役 松井 周生)は、PCR検査における検体採取時の飛沫飛散防止対策として電子式集塵フィルタを活用した「検体採取用換気装置」(特許出願済み)を2022年1月11日より販売を開始いたします。
https://www.tornex.co.jp/Air_cleaner/
新型コロナウイルスの新たな変異株オミクロン株が令和3年11月28日、国立感染症研究所に「懸念される変異株」と位置付けられ警戒を高めています。国内では、同月30日に最初の患者が確認されました。オミクロン株は、ウイルスに既存の株以上に多数の変異が見られ、細胞の受容体に結合しやすいのが特徴で、感染力が高まる可能性が懸念されています。12月には海外への渡航履歴がなく感染経路の分からないいわゆる「市中感染」が広まってきています。
オミクロン株の市中感染が発生したことを受け、東京都やその他の道府県では、当面の間の措置として、令和3年12月から感染リスクが高い環境にあるなど感染不安を感じる無症状の方が無料でPCR等検査を受けられるようにしました。
(東京都福祉保健局「PCR等検査無料化事業」ページ参照 https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/kensa/kensasuishin.html )
また、東京都とその他の道府県は健康上の理由でワクチン接種を受けられない方や12歳未満の子供が「ワクチン・検査パッケージ」等を利用する際などに無料でPCR等検査を受けられるようにするため、検査を実施する事業者を募集しています。また、無料検査を実施する事業者が行う検体採取等に必要な検査等費用(上限11,500円)と検査体制整備の初期投資費用(上限1,300,000円)が補助されます。
そこでトルネックスでは、PCR検体採取時の飛沫飛散防止対策として検査体制の整備としていただける「検体採取用換気装置」を発売いたします。検体採取用換気装置は目詰まりせず、ほぼ風量が変らない電子式集塵フィルタを活用。15立方メートル/minの大処理風量で浮遊ウイルスを捕集し、空気をスピード浄化する換気補助システム装置です。着席での検体採取にご使用いただけるロータイプと、立位でご使用いただけるハイタイプの2種をご用意。施設の環境に応じてお選びいただけます。
◆検体採取用換気装置の主な特徴
- 空気の流れを邪魔しない高性能電子式集塵フィルタを採用
- 電子式集塵フィルタはウイルスサイズ粒子もしっかり捕集
浮遊ウイルスでの除去効果も確認できました
- 設置環境によってお選びいただける2タイプ
製品仕様
検体採取用換気装置 ロータイプ
価格 :オープン
天板寸法(mm) :900×850
天板色 :白
本体寸法(mm) :W880×D475×H700
アクリルカバー寸法(mm):W840×D800×H900
アクリルカバー色 :白
処理風量 :15立方メートル/min 人体検知センサ
検体採取用換気装置 ハイタイプ
価格 :オープン
天板寸法(mm) :900×420
天板色 :白
本体寸法(mm) :W880×D400×H1000
アクリルカバー寸法(mm):W840×D800×H900
アクリルカバー色 :白
処理風量 :15立方メートル/min 人体検知センサ
- 導入事例
医療法人社団ベスリ会 東京TMSクリニック様(東京都渋谷区恵比寿)
個人向けPCR検査(鼻咽頭検査)用にロータイプ(オプション対応)ご導入
東京TMSクリニックは、世界の標準的なTMS治療を行うクリニックです。2020年9月からはPCR検査サービス「PCRnow」の提供を開始し、大手航空会社、鉄道会社、百貨店の従業員や、プロ野球チーム選手への法人向けPCR検査を実施しています。また、大手コンビニエンスストアにてPOSAカードでのPCR検査販売も手掛けています。東京都にて2021年12月スタートした「PCR等検査無料化事業」に際し、検査体制整備の初期投資費用の補助制度を利用し、トルネックスの検体採取用換気装置 ロータイプ3台をご導入いただき、個人向けPCR検査も実施されています。
- 無料検査を実施する事業者が行う検体採取等に必要な検査等費用と検査体制整備の初期投資費用補助の概要(東京都の場合)
株式会社トルネックスについて
代表取締役: 松井 周生
所在地 : 〒103-0024 東京都中央区日本橋小舟町6-6 小倉ビル
WEB : https://www.tornex.co.jp/Air_cleaner/