【発売1ヵ月でたちまち4刷!】くどうれいんの今を感じられる食エッセイ『湯気を食べる』
株式会社オレンジページ(東京都港区)が3月4日(火)に刊行、発売前重版となった注目の作家・くどうれいんの食エッセイ『湯気を食べる』が、好評につき発売1ヵ月でたちまち4刷となりました。各所でのトークイベント&サイン会も、チケット発売後、即完売となるなど、大きな反響を呼んでいます。話題の本書には、生活情報誌『オレンジページ』の人気連載「いつだってまかない」と「河北新報」での東北エッセイ連載に、多数の書き下ろしを含めた、全48話を収録しています。

書店イベントも大盛況!
刊行記念として東京で開催されたイベント(青山ブックセンター・3月23日)は、2時間でチケットが売り切れに。また、京都で開催予定のイベント(大垣書店・4月29日)のリアル会場参加チケットは、1時間で売り切れるなど、くどうれいんファンの方々の高い熱量が感じられました。
●イベントを開催した青山ブックセンターよりコメント
今までの既刊から根強い読者の方がお店にいらっしゃると実感していたので、『湯気を食べる』も届けることができて嬉しく思います。また、『湯気を食べる』をきっかけに、これまでくどうさんが出版されたエッセイを買われる方も多く見受けられました。
●4月29日開催、大垣書店(京都)イベント、オンライン参加チケットは好評発売中です。
https://www.books-ogaki.co.jp/post/58916
【書誌情報】
デビュー作『わたしを空腹にしないほうがいい』で食エッセイの新しい世界を提示し、その後、『桃を煮るひと』で広くその存在を知らせた、作家・くどうれいん。生活情報誌『オレンジページ』で連載「いつだってまかない」(※)がスタートすると、そのコラボが話題となりました。このたび、この連載をベースに、「河北新報」で連載されていた「ごきげんポケット」や、書き下ろし27本を加えた、「食べること」「自炊」にまつわるエッセイ集を刊行。くどうれいんの〈今〉を感じられる1冊です。
※2024年6月17日発売 7月2日号より隔号連載中
くどうれいん
作家。1994年生まれ。岩手県盛岡市出身・在住。著書にエッセイ『わたしを空腹にしないほうがいい』(BOOKNERD)、『コーヒーにミルクを入れるような愛』(講談社)、『うたうおばけ』(講談社文庫)、『桃を煮るひと』(ミシマ社)など。中編小説『氷柱の声』で第165回芥川賞候補に。

【目次】
第一章 湯気を食べる
湯気を食べる/ディル?/それはまかない/南国の王様/愛妻サンド/アイスよわたしを追いかけて/福岡のうどん/鍋つゆ・ポテトチップス/棚に檸檬/白いさすまた/すいかのサラダ/くわず女房/ぶんぶん/庭サラダバー/手作りマヨネーズ/おどろきの南蛮漬け/かに玉ごはん/いい海苔/すだち/寿司はファストフード/シェーキーズってすばらしい/ピザは円グラフ/醤油はいずれなくなる
第二章 風を飲む
萩の月/ほや/菊のおひたしと天ぷら/せり鍋/わかめ/うーめん/笹かまぼこ/お米は貰うもの/きりたんぽ/たらきく/風を飲む
第三章 自炊は調律
自炊は調律/たまご丼/パン蒸し/好きな食べもの/献立は大行列/つくりおけぬ/ねぎとろ/ナッツと言いたかった/柿ピーの短刀/自炊の緑白黒赤/くる/スナップえんどう/渡したいわたし/お花見弁当
おわりに
くどうれいん 『湯気を食べる』

2025年3月4日(火)刊行
定価1,760円(税込)
四六版、アジロ綴じ、212ページ
https://www.orangepage.net/books/1903
<このリリースに関するお問い合わせ先>
〒108-0073 東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル16F
株式会社オレンジページ
総務企画部 広報担当:遠藤 press@orangepage.co.jp