ジボダン社、2021年度上半期(1月-6月)の業績を発表 好調に推移 ― 堅調な業績を達成
ジボダン ジャパン株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:ピーター・ツィンク)は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニー、ジボダン社(スイス)の2021年度上半期(1月-6月)の売上高が3,373百万スイスフラン(前年同期比4.7%増)となり、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースで同7.9%増になったと発表しました。
業績の概要
- 売上高は3,373百万スイスフラン(前年同期比4.7%増)、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースで同7.9%増
- 2025年に向けての5か年計画における成長分野が大きく貢献し、すべての市場・製品分野でめざましい売上を達成
- 高成長市場が堅調に推移し、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースで前年同期比10.4%増を達成
- EBITDAマージンは2020年度の23.7%と比較し、24.2%に
- 純利益は481百万スイスフラン(前年同期比16.3%増)
- 売上高フリー・キャッシュ・フロー比率は5.5%、186百万スイスフラン
事業部別では、テイスト&ウェルビーイング事業部の売上高は1,809百万スイスフラン(同2.5%増)、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースで同6.1%増となりました。一方、フレグランス&ビューティ事業部の売上高は1,564百万スイスフラン(同7.4%増)、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースで同10.1%増となりました。
新型コロナウイルス感染症の影響が世界的に続く中、ジボダン社の業績は引き続き好調に推移し、一方、オペレーションとグローバルサプライチェーンも高水準で維持することができました。為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースで、成熟市場では同6.1%増、高成長市場では同10.4%増とほとんどの製品分野・地域で力強い成長を達成しました。
ジボダン社CEOのジル・アンドリエは、次のように述べています。
「すべての事業分野がめざましい業績を収め、2025年に向けての5か年計画における成長分野が大きく貢献したことにより、2021年度上半期に堅調な業績を達成したことを大変、喜ばしく思います。新型コロナウイルス感染症により不透明な状況が続く中、ジボダン社はその回復力、お客様支援への注力、そして市場でリーダーシップを発揮する機会を捉える能力を示すことができました。」
ジボダン社では新型コロナウイルス感染症のリスクが発生して以来、その存在目的に沿って引き続き以下に重点を置いています。
- 現場勤務、在宅勤務に関わらず、すべての従業員の健康と安全を支援します。
- 世界中でパンデミックが続く間は、特に消費者の役に立つ製品についてお客様の要求に応えます。
- 当社が事業を展開するコミュニティを支えます。
■2025年に向けての5か年計画:存在目的とともに、成長にコミット
ジボダン社の2025年に向けての5か年計画では、すべてのステークホルダーに持続可能な価値創造を提供することを目指しています。また、「ポートフォリオの拡大」、「顧客層の拡大」、「重点的な市場戦略」という3つの成長ドライバーに焦点を当て、存在目的の「創造」、「自然環境」、「人材」、「コミュニティ」の分野に沿った4つの成長要因に支えられています。この3つの成長ドライバーと4つの成長要因は、「すべてにおいて卓越性、革新性、シンプルさを追求する」というコミットメントに支えられています。その存在目的、「自然環境を敬い、人々のより幸せで健康的な暮らしを創造する。さあ、共に思い描きましょう。」は事業戦略の中核をなすものです。
ジボダン社について
ジボダン社は、テイスト&ウェルビーイング、フレグランス&ビューティにおける世界的なリーダーです。その歴史は250年以上にも及び、ジボダン社は長きにわたり香りと味を革新してきました。お気に入りの飲料や毎日の食事、高級な香水や化粧品、洗濯物のお手入れまで、その創造は感性を刺激し、世界中の多くの消費者を魅了しています。ジボダン社は存在目的に基づいた長期的な成長の達成に向けて取り組むとともに、人々と自然の幸せや健康を高める牽引役となることを目指しています。2020年度において全世界で16,000人を超える従業員を擁し、売上高は63億スイスフラン、売上高に対するフリー・キャッシュ・フロー比率は12.8%を達成しました。日本市場には1920年代に参入し、1973年にはジボダン ジャパン株式会社を設立、幅広く日本で事業を展開しています。詳しくは https://jp.givaudan.com/ から、さあ、共に思い描きましょう。