テレビ出演で話題の直木賞作家・道尾秀介 6月8日発売の最新長編は、訳アリ人間たちの人情ミステリー
毎日新聞出版株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:黒川昭良)は、2017年6月8日(木)に『満月の泥枕』を発売する。
道尾氏は、フジテレビ系『今夜はナゾトレ』(火曜よる7時)にレギュラー出演し、人気コーナー「一瞬ミステリー劇場 瞬間探偵! 平目木 駿(ひらめき はやお)」の原作を担当、「子どもから大人まで楽しめるミステリークイズ」として好評を博している。
本作は、そんなマルチなクリエーター・道尾氏が本領発揮する長編小説。小学生から老夫婦まで貧乏アパートに住む訳アリ人間たちの群像劇だ。主人公たちは、公園の池に沈む死体探しから、とんでもない事件に巻き込まれつつ、人生と向き合うようになる。人間の悲哀とあたたかさが沁み入る、絶品の人情ミステリーとなっている。
2016年1月から1年間の毎日新聞連載を書籍化。作者自ら「自分で書いた小説なのに、夢中でゲラを読んでしまった」というほどの自信作だ。
書店員からも「どんな人にもお勧めできる、ど直球エンタメ小説」「笑って、泣いて、ドキドキハラハラ。読むのが止まらない」「ミステリーの謎解きとどん底人間が救済される人情話が見事に融和した力作」と感想が寄せられ、早くも反響を呼んでいる。
『満月の泥枕』紹介ページ:
あらすじ
娘を亡くした二美男と母親に捨てられた汐子は、貧乏アパートでその日暮らしの生活を送る。このアパートの住人は、訳アリ人間ばかりだ。
二美男はある人物に、公園の池から死体を探し出してほしいと頼まれる。
大金に目がくらみ、アパートの住人たちと祭りの日に無謀な企てを実行するが、実際、池からとんでもないものが!
その結果、二美男たちは、怪しい集団から追われるハメになる。
二美男たちは、公園の池に沈められた謎を解き、ろくでもない人生から這い出すことができるのか!?
著者プロフィール
1975年生まれ。2004年『背の眼』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。
07年『シャドウ』で本格ミステリ大賞受賞。09年『カラスの親指』で日本推理作家協会賞受賞。10年『龍神の雨』で大藪春彦賞、『光媒の花』で山本周五郎賞、11年『月と蟹』で直木賞を受賞。近著に『貘の檻』『透明カメレオン』『スタフ staph』『サーモン・キャッチャー the Novel』がある。
17年2月より「今夜はナゾトレ」(フジテレビ)に出演。番組内のミステリークイズ「一瞬ミステリー劇場 瞬間探偵! 平目木 駿」の原作を担当し好評を博している。
道尾秀介オフィシャルサイト http://michioshusuke.com/
書籍概要
名称 : 『満月の泥枕』
著者 : 道尾秀介
仕様 : 四六判上製
頁数 : 440頁
定価 : 本体1,700円(税別)
ISBN : 978-4-620-10830-8
発売日: 2017年6月8日(木)
会社概要
商号 : 毎日新聞出版株式会社
代表者 : 代表取締役社長 黒川昭良
所在地 : 〒102-0074 東京都千代田区九段南1-6-17 千代田会館5階
設立 : 2015年4月1日
事業内容: 図書及び定期刊行物、電子出版物等の企画、製作、発行、販売
資本金 : 1,000万円