建設現場の遠隔監視カメラシステム 「ミルモット」に新シリーズを追加

エコモット株式会社(本社：北海道札幌市、代表取締役：入澤 拓也、以下「エコモット」)は、360°全天球カメラシステム「ミルモット Omni360」とウェアラブルカメラシステム「ミルモット Wear」を、エコモットが提供している建設現場の遠隔監視カメラシステム「ミルモット」の新シリーズとして、第7回IoT/M2M展【春】に参考出展いたします。

本製品は、VRならびにウェアラブルカメラ関連テクノロジーの普及発展をベースとして、建設情報化施工支援ソリューション「現場ロイド」事業において培かわれた設計・運用ノウハウを活用する形で開発され、人材確保や安全対策・生産性の向上など、土木建設市場の抱える各種課題の解決を目指します。

遠隔監視カメラシステム「ミルモット」は、2009年4月より提供を開始しました。
設置場所を選ばないソーラーバッテリー駆動のモバイルネットワーク対応カメラを用いてリアルタイムに動画・静止画を閲覧することができるシステムとして、多くの現場に導入実績があります。
本製品の開発は、建設生産システム全体の生産性を向上し、魅力ある新しい建設現場の創出を目指して国土交通省が推進する「i-Construction(アイ・コンストラクション)」の取り組みを受けて進められ、発展をつづけるVR・ウェアラブル関連テクノロジーを普及価格帯にて土木建設市場に導入する役割を主導すべく、継続的に改善を続けてまいります。

(参考)建設情報化施工支援ソリューション「現場ロイド」紹介ページ
https://www.gembaroid.jp/

360°全天球カメラの映像をVRゴーグルで閲覧し、まるで現地にいるかのような臨場感で現地状況を把握することが可能です。これにより監督・検査時間の大幅な削減が期待されます。
今後はリアルタイムでの360°動画配信や、新規就業者に対する業務知識の早期定着を目的とした教育用リッチコンテンツなどの提供もおこなってまいります。

・販売価格：オープン価格

ミルモット Omni360 イメージ画像

ヘルメットに装着した小型カメラから送られる作業者目線のリアルタイム映像を、遠隔地から閲覧可能とするシステムです。
経験が未熟な新規就業者の作業行程を、熟練者が同じ目線で監督することによって、的確な作業指示や安全面での指導を行うことができます。これにより、新規就業者への技術の早期定着ならびに安全性・生産性の向上が見込まれます。

・販売価格：オープン価格

ミルモット Wear

ミルモット Wear

公共事業やインフラの老朽化に伴う維持修繕工事の数は近年増加傾向にありますが、一方で土木建設への就業者数は漸減を続けており、高齢化による労働人口の減少や担い手不足といった問題も、土木建設市場の見通しに課題を投げかけています。
こうした不可避な流れに対して、建設生産システム全体の生産性を向上させ、魅力ある新しい建設現場の創出を目指す「i-Construction(アイ・コンストラクション)」の取り組みを、国土交通省が推進しています。
エコモットは「ミルモット Wear」を利用した技術者間の経験値共有や、「ミルモット Omni360」によるVR教育コンテンツライブラリの拡充を行うことでこの取り組みに対応し、単に新しいテクノロジーを導入するだけにとどまらない、建設現場で働く人々全体の技術・知識の底上げに寄与するサービスの展開に向けて、今後も開発を続けてまいります。

無線通信技術、センサーをはじめ、遠隔監視、生産管理などのアプリケーション、AIを活用したデータ分析など様々なソリューションが一堂に集結する国内最大級のIoT/M2Mの展示会です。

・会期： 2018年5月9日(水)～11日(金)
・時間： 10:00～18:00(最終日のみ17:00まで)
・会場： 東京ビッグサイト 西2ホール(小間位置：西5-48)
・URL ： http://www.m2m-expo.jp/About_Haru/About/

エコモットは2007年の創業以来IoT専業のソリューションベンダーとして、センサー・自社開発通信デバイスの提供を行うとともに、多様な顧客ニーズに応じたカスタマイズ、現場での設置ノウハウを提供し、あらゆる「モノ・コト」からセンシングを可能にするソリューションを提供しています。2017年6月に札幌証券取引所アンビシャス市場へ上場いたしました。

所在地　　： 北海道札幌市中央区北1条東2丁目5番2号 札幌泉第1ビル1階
代表者　　： 代表取締役　入澤 拓也
設立　　　： 2007年2月
資本金　　： 1億円(2018年3月末現在)
事業内容　： IoTインテグレーション事業
企業サイト： https://www.ecomott.co.jp/