同性の2人旅、男女とも7割以上の人が経験アリ! 女性は男性に比べ、同性2人旅後に仲良くなる率も高いが、 疎遠になる率も高いことが判明! ~DeNAトラベルが「同性2人旅」に関する調査を実施~
オンライン総合旅行サービス「DeNAトラベル」(http://www.skygate.co.jp)を運営する株式会社DeNAトラベル(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:大見 周平)は、10代~70代の男女1837名を対象に「同性2人旅」に関する調査を実施しました。
【調査背景】
「女子旅」という言葉が浸透して久しいですが、女性に限らず男性も仲のいい友人と2人で旅行に行くことはあるかと思います。同性と行く2人旅は1人旅や家族旅行とどのように違うのでしょうか?そこで今回は「同性での2人旅」について調査しました。
【調査結果概要】
調査1:旅行に行く際、よく一緒に行く相手は誰ですか?(複数回答可)
男性の最も多い回答は「パートナー(妻、恋人)」(55.9%)で、女性は「同性の友人」(61.6%)が最多回答となりました。
調査2:同性の友人と2人で旅行に行ったことがありますか?
「ある」と答えた人が男性は71.1%、女性は89.7%と、男女関わらず多くの人が同性の友人と2人での旅行経験があることがわかりました。
調査3:同性2人旅中にケンカをしたことはありますか?
「ある(国内旅行中)」が13.4%、「ある(海外旅行中)」が23.1%で、「ない」は71.4%となり7割以上の人は同性2人旅中にはケンカをしたことがないという結果になりました。
調査4:(ケンカをしたことがある人)何日目にケンカをしましたか?
国内旅行では「2日目」(45.5%)、海外旅行では「3日目」(32.4%)がそれぞれ最も多かった回答となりました。
調査5:ケンカの理由を教えてください。(複数回答可)
ケンカの理由TOP5は「行先の意見の相違」(27.9%)、「相手の態度が悪かった」(26.7%)、「どちらかが旅行プランを人任せにした」(26.5%)、「生活サイクルの相違」(21.2%)、「宿泊先での過ごし方の相違」(19.1%)となりました。
調査6:同性2人旅をした後、2人の関係に変化はありましたか?
男女ともに「特に変わらない」(男性74.3%、女性66.2%)を選んだ人が最も多くいました。ただ、女性は「より仲良くなった」(男性22.3%、女性26.6%)、「疎遠になった」(男性3.4%、女性7.1%)がどちらも男性よりも高い結果となりました。
調査7:同性との2人旅の良い点、良くない点(複数回答可)
良い点は男女ともに「気楽」(男性67.4%、女性61.1%)が最多となりました。逆に良くない点でも「気を遣う」(男性26.5%、女性40.5%)が最多となる結果となりました。
調査8:同性の友人と行ってみたい海外旅行先をお選びください。(複数回答可)
男性のTOP5は「タイ」(36.1%)、「台湾」(34.9%)、「ベトナム」(21.6%)、「韓国」(19.9%)、「香港」(18.3%)、女性のTOP5は「台湾」(52.4%)、「韓国」(49.4%)、「香港」(31.2%)、「ハワイ」(30.6%)、「タイ」(26.9%)という結果となりました。
【調査結果詳細】
調査1:旅行に行く際、よく一緒に行く相手は誰ですか?(複数回答可)
男性の場合、最多回答は「パートナー(妻・恋人)」(55.9%)であったのに対し、女性の場合は「同性の友人」(61.6%)が最も多い回答となりました。女性は「同性の友人」と答えた人に対し「パートナー(夫、恋人)」(38.8%)と答えた人の数が大きく下回っており、パートナーと行くよりは同性の友人と行く機会のほうが多いことがわかります。
女性は「ある」が89.7%と、9割近い人が女性2人で旅行に行っていることがわかりました。ただ、男性も「ある」が71.1%と男性2人旅の経験者が7割を超えています。女子旅という言葉が定着して久しいですが、男子旅も多くの人が楽しんでいるようです。
同性2人旅ということで仲のいい友人と行くことも多いからか、「ある(国内旅行中)」が13.4%、「ある(海外旅行中)」が23.1%とケンカをする確率はあまり高くないようです。海外旅行は日程が長かったり日本とは勝手が違う国も多いのでケンカのきっかけとなるものが国内よりも多いようです。
同性2人旅中にケンカをしたことがある人に、国内旅行と海外旅行でそれぞれ何日目にケンカしたかを聞いたところ、国内旅行では「2日目」が45.5%と最多で、次に多いのは「3日目」25.0%でした。国内旅行は1泊2日など旅程が短い場合が多いので、ほとんどの人が最初の3日間のうちにケンカが起こってしまったようです。
海外旅行では「3日目」(32.4%)が最多となりました。「8日目以降」と答えた人も9.2%いることから、いくら仲が良くても長期間2人きりで一緒にいるとフラストレーションが溜まることもあることが読み取れます。逆に最初の3日間を平穏に過ごせた2人は、その後もケンカすることなく旅行を終えられる確率が高いと言えるかもしれません。
調査5:ケンカの理由を教えてください。(複数回答可)
ケンカの理由のTOP5は「行先の意見の相違」(27.9%)、「相手の態度が悪かった」(26.7%)、「どちらかが旅行プランを人任せにした」(26.5%)、「生活サイクルの相違」(21.2%)、「宿泊先での過ごし方の相違」(19.1%)となりました。仲のいい友達との旅でも些細なことがきっかけでケンカになってしまうことがわかります。
男女ともに「特に変わらない」(男性74.3%、女性66.2%)が最多となりましたが、女性は「より仲良くなった」(男性22.3%、女性26.6%)、「疎遠になった」(男性3.4%、女性7.1%)がどちらも男性よりも高い結果となっており、男性に比べて女性のほうが2人の関係が変化しやすいことがわかりました。
良い点としては男女ともに「気楽」(男性67.4%、女性61.1%)が最多となりました。旅行に行くほどの仲であれば気を遣わなくて済むから楽だと考えている人が多いことがわかります。その他の項目では、男性に比べると女性は「目的が近い」(男性31.5%、女性53.4%)、「安心感がある」(男性27.7%、女性42.2%)を選ぶ人が大きく上回る結果となりました。
良い点で「気楽」が1位となりましたが、良くない点では「気を遣う」(男性26.5%、女性40.5%)が最多となる真逆の結果となりました。親しい仲でも家族ではない人と2人きりで旅行となると気を遣ってしまう人も多いようです。特に女性のほうが男性より同性2人旅では気を遣っていることがわかりました。
調査8:同性の友人と行ってみたい海外旅行先をお選びください。(複数回答可)
男性のTOP5は「タイ」(36.1%)、「台湾」(34.9%)、「ベトナム」(21.6%)、「韓国」(19.9%)、「香港」(18.3%)とアジア圏が独占する結果となりました。女性のTOP5は「台湾」(52.4%)、「韓国」(49.4%)、「香港」(31.2%)、「ハワイ」(30.6%)、「タイ」(26.9%)となりました。男性は女性より「ベトナム」人気が高く、女性は男性より「ハワイ」人気が高いことがわかりました。同性2人旅ではアメリカやヨーロッパなど遠方に長期間行くのではなく、アジアなどの近場やリゾート地などを希望する人が多い結果となりました。
調査概要
調査タイトル:「同性2人旅」に関するアンケート調査
調査対象: 10代~70代の男女1837名
調査期間:2018年5月3日(木)~5月6日(日)
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社DeNAトラベル