株式会社モリトーの介護リフト、沖縄県石垣島にてレンタル導入開始 5月28日に会長が現地を訪れプレゼンテーションと研修を実施
介護用機器の製造・販売・レンタルを行っている株式会社モリトー(代表取締役:石田 和彦、本社:愛知県一宮市、以下:当社)は、沖縄県石垣市のリフト導入を広く目指し、病院・特養・ケアハウス・訪問介護事業所などでリフト活用のプレゼンテーションと研修を行っております。
実際、2024年1月から「(※1)介護リフトつるべーF2Rセット」と「(※2)介護リフトつるべーBセット」の2種類のリフトを沖縄県石垣市在中の利用者様へレンタル導入を開始しています。
この度2024年5月28日に、当社の会長・森島 勝美が沖縄県石垣市にある特別養護老人ホーム「なごみの里」を訪れ、リフト導入のプレゼンテーションと研修を実施しました。
(※1)介護リフトつるべーF2Rセット…お風呂・トイレ用。脱衣場から直接浴槽に入れるリフト
(※2)介護リフトつるべーBセット…ほとんどの介護ベッドに設置可能リフト
人口5万人の島にリフトを導入しよう!
石垣市では福祉用具の展示会がないので、介護機器に接する機会自体が少ないようです。そのためか介護職員様でも、リフトを触るのも乗るのもはじめてという人がいらっしゃいます。
2024年5月28日に、当社の会長 森島が沖縄県石垣市にある特別養護老人ホーム「なごみの里」にてリフト導入のプレゼンテーションと研修を行った際には、参加された職員の方々はリフトについての手順とポイント説明を真剣に聞き入っていました。また、実際体験された方々から「身体が浮いた。楽ですね」など驚きの声をいただき、渡久山陽一施設長からは、「リフトは大型で導入が難しいと思っていたが、使ってみるとそうでもない。」と、感想をいただきました。
石垣市でも人材不足は深刻
令和5年2月22日 厚生労働省 老健局から「離島地域における介護サービスの提供体制の確保において」事業の拡充を予定している。
(1) 離島等サービス確保対策事業都道府県・市町村等がホームヘルパー養成等、人材の確保対策に重点をおき、具体的な方策・事業の検討や試行的事業等を実施した場合の費用を補助。※令和5年度より、予算増額や補助率引き上げ、事業メニューの拡充を予定
(2) 離島、中山間地域等における介護人材確保支援事業離島等の地域外から介護サービス事業所等に就職するための赴任旅費や、地域外での就職説明会の開催等の費用を補助。
石垣市が出している統計データ(2.人口2-5年齢構造指数の推移)によると、令和2年10月1日現在で老年化指数が128.4と過去最高であり今後さらに福祉用具を活用されることが予想でき、介護保険利用者は増加傾向にあるが介護人材・介護事業所の不足が窺われる。
そして介護リフトをレンタル出来る要介護2~5の保険者推移表(10.福祉10-17要介護、要介護認定者数)では、こちらも令和2年3月31日現在で過去最高の1124名となっており、平成30年(1082名)から1.03倍となっている。
https://www.city.ishigaki.okinawa.jp/soshiki/dx/12/toukei_1/kakusyu/8516.html
今後の展開
離島や中山間地域等の人口が少ない地域の自治体職員では、少ない人数で複数の業務を抱え、目の前のケース支援で精一杯であるなど、対策を検討する時間や制度を学ぶ時間を確保することが難しいのが実情ではないでしょうか。
当社では「家族や職員様の負担軽減」だけに止まらず、新しいテクノロジーを積極的に取り入れ人口減少時代に向けての製品開発や普及を進めていきます。
介護リフトつるべー 詳細
全8種58パターンという豊富な展開で、設置場所は寝室・風呂・トイレ・玄関・車用など屋内外を問わず、用途は風呂・トイレ・段差の移動・車いすのままの移動など、あらゆるニーズにお応えできます。介助者の腰痛対策や、移動・移乗の安全と、介護を必要とされる方の自立化支援も可能になっています。また、リフト使用に不可欠な吊具も自社開発しており、こちらも豊富な種類から選べます。
介護リフト「つるべーシリーズ一覧」 https://www.moritoh.co.jp/menu-tsurube/
使用事例 http://www.moritoh.co.jp/category/casestudy/
会社概要
名称 : 株式会社モリトー
所在地: 〒491-0074 愛知県一宮市東島町3-36
URL : http://www.moritoh.co.jp