日本オラクルとジャスミンソフトが顧客情報の統合ツールで連携 「住所正規化コンバータ for Oracle」が顧客データの住所を日本標準に自動で変換 「Oracle Customer Data Hub」の顧客情報の重複排除能力を強化
株式会社ジャスミンソフト(本社:沖縄県うるま市州崎、代表取締役:贄 良則)と日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区紀尾井町、代表取締役社長:新宅 正明)は、オラクルのデータ統合ソフトウェアである「Oracle Customer Data Hub」とジャスミンソフトの「住所正規化コンバータ」を連携し、顧客情報の統合ソリューションを提供すると発表しました。
直接販売、間接販売、オンライン販売など、顧客チャネルが多様化するにしたがって、顧客情報を分断して保管することが増えています。分断された情報の更新を行うには、多大な手間やコストがかかるだけでなく、入力する回数が多いほどミスが生じる可能性は高くなります。また、入力する人によって住所などの表記方法が異なり、ソートしても実際の顧客状況が把握できないという事態も発生しています。企業が競争力を維持するためには、重複していない正しいデータを活用することが重要です。
このたびリリースいたしました「住所正規化コンバータ for Oracle」は「Oracle Customer Data Hub」の日本向け対応力を強化します。顧客データは「Oracle Customer Data Hub」内にある「Address Validation」と呼ばれるXML標準インターフェース経由で通信し、複数のアプリケーションに渡って存在する顧客データの住所を日本標準に自動で変換、同一顧客の異なる住所表記を正すことで顧客情報の重複排除能力を強化します(*連携図参照)。両社の製品により、企業は常に正確な住所を元にサービス履歴など各部署にまたがって存在する全国の顧客情報を統合し、営業担当者が受注機会を見逃さない営業支援システムの構築が可能となります。また顧客情報の維持管理をシステム化でき、データメンテナンスのコストを下げることが可能となります。さらに、顧客宛郵送物の配送先の検証が事前になされるため、不着によるコストを抑えることが可能となります。
オラクルは、自らの技術力とノウハウを結集し、ビジネスに直結した質の高い情報で顧客に最大価値を提供しておりますが、スローガン「Information Age Applications---情報の動態品質」(http://www.oracle.co.jp/applications)に基づき、企業の情報アーキテクチャ「Oracle Information Architecture」(http://www.oracle.co.jp/oia/)を提案、中でも「Oracle Customer Data Hub」は、顧客を中心とした情報統合を進めるための戦略的製品です。オラクルはジャスミンソフトと共に「Oracle Customer Data Hub」による日本標準統合顧客基盤の強化を進め、情報の価値を最大化することで日本企業の競争力向上に貢献してまいります。
【価格】
住所正規化コンバータ for Oracle 8万円/CPU
保守料 1.68万円/年
販売・保守に関してはジャスミンソフトにお問い合わせください。
www.jasminesoft.co.jp/address/index.html http://www.jasminesoft.co.jp/address/index.html
◆「住所正規化コンバータ」について
ジャスミンソフトの開発した「住所正規化コンバータ」は、企業に蓄積された顧客データの都道府県名の補完や、異体字、番地、郵便番号など表記の異なる同一住所を正規化します。「住所正規化コンバータ」は日本郵政公社が提供するデータを使用し、日本標準の住所に統一します。また、「住所正規化コンバータ」を利用する顧客には、月に一度、最新版データが提供されるため、市町村の合併に対応した表記変更にもすばやく対応できます。
◆「Oracle Customer Data Hub」について
「Oracle Customer Data Hub」は、Oracle Applicationsをはじめとするパッケージ・アプリケーションや自社開発アプリケーションにて管理されている顧客データを統合することが可能であり、現在稼動している複数のアプリケーションの環境はそのままに、一元化された顧客データベースシステムを構築できます(http://www.oracle.co.jp/data_hub/cdh.html)。
◆「Oracle Customer Data Hub」と「住所正規化コンバータ for Oracle」の連携図
http://www.oracle.co.jp/news/image/address_validation.gif
●株式会社ジャスミンソフトについて(http://www.jasminesoft.co.jp/)
株式会社ジャスミンソフトは、平成13年3月に設立したJava技術に特化したソフト開発会社です。Java、XML、GISを核としたパッケージ製品の開発及び販売、及びシステム受託開発を行ない、情報の「共有」と「再利用」を実現する快適なソフトウェアを皆様にご提供して参ります。
受賞・認定歴:
・(財)りそな中小企業振興財団と日刊工業新聞社による共催、経済産業省中小企業庁の後援で 行なわれる「第17回中小企業優秀新技術・新製品賞」ソフトウェア部門の優良賞
・沖縄県産業振興公社による事業可能性評価企業への選定
・沖縄銀行が実施する第15回おきぎんふるさと振興基金の助成認定
●日本オラクル株式会社について(http://www.oracle.co.jp )
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェ ア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月 28日に東証一部上場。従業員数1,464 名(2005年2月末現在)。
■本件に関する報道関係お問い合わせ先:
株式会社ジャスミンソフト
総務企画部 広報担当:宮城
TEL:098-921-1588 E-mail:info@jasminesoft.co.jp
URL:http://www.jasminesoft.co.jp
日本オラクル株式会社
コーポレート・コミュニケーション室 広報担当:野見山
TEL:03-6238-8395 E-mail:Yuko.Nomiyama@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press
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