バーチャルキーAPI、ガーデュが提供するレンタカー運用管理システム「RAC+」に採用

非対面非接触で運用できるレンタカーサービス「+FistDrive」としてサービス開始へ

2021-08-19 11:30

株式会社ジゴワッツ(本社：東京都中央区、代表取締役：柴田知輝、以下ジゴワッツ)は、スマホがクルマの鍵になる後付型自動車用スマートロック「バーチャルキー」のデジタルスペアキーを発行管理するAPI「バーチャルキーAPI」を、株式会社ガーデュ(本社：神奈川県横浜市、代表取締役：城戸光久)のレンタカー運用／管理システム「RAC+」に向けて提供し、ガーデュは非対面非接触で運用できるレンタカーサービス「+FistDrive」(プラスファストドライブ)として提供を開始します。

本連携は「iid 5G Mobility」でモビリティ革命への貢献を目指す株式会社イード(本社：東京都中野区、代表取締役：宮川洋、以下イード)との共同ビジネス開発の一環で実現しました。

「+FistDrive」サービスは、スマホをクルマの鍵にする「バーチャルキー」アプリと連携することでレンタカー管理における必要な人的リソースを大幅に軽減することを可能にします。「バーチャルキーAPI」により鍵の発行を自動化し、同時間帯に集中しがちなレンタカーの貸出業務の低減と、レンタカーご利用のお客様のストレスのないの出発を実現します。また、帰着業務では営業時間を過ぎたお客様の対応のための残業を無くす無人返却にも対応いたします。

「バーチャルキー」について

「バーチャルキー」( https://virtualkey.jp/ )は、自動車の鍵をスマートフォンに置き換えるスマートロックシステムです。ジゴワッツの認証基盤技術「JigoAuth」を利用した認証サーバとスマートフォンアプリおよび専用車載器により構成されます。自動車の鍵の解錠・施錠のみならず、プッシュスタートボタンの有効化・無効化操作が可能です。既存アプリに鍵の操作機能を直接組み込む API (keybot API)や、車の管理システム等から一時的なスペアキーを発行することができるアプリ開発不要の API (VirtualKey API)を用意しているため、車を利用する既存サービスを低コストにオンライン化することができ、非対面での鍵の受け渡しを容易に実現します。

「+FistDrive(プラスファストドライブ)」について

ハイブリッド
「バーチャルキー」車両だけでなく、「バーチャルキー」を利用しない車両やスマートキーに対応していない車両も「RAC+」で一元運用／管理できます。

フレキシブル
出発は無人で行い、車両チェックが必要な帰着は有人で行うなど、導入店が任意で運用できます。

セレクション
リピータや優良顧客のみ「バーチャルキー」を利用してもらうなど、顧客区分を設定したプレミアムサービスの提供ができます。
・提供時期
2021年9月(予定)

「RAC+」について

「RAC+」は独自開発のクラウドセキュア環境にデーターベースを構築し、それを共用することで、ローコストと高セキュリティを実現した、高機能、高効率なレンタカー運用／管理システム「RAC」の上位バージョンです。「RAC」は提供開始からの8年で、セキュリティ要件の厳しい外資系会社から、あまり意識されない業者様まで、延べ1,000店舗以上でご利用いただいております。

「iid 5G Mobility」について

「iid 5G Mobility」は、2017年夏より、モビリティ革命を支援するアクセラレーターとして、この領域で新たに立ち上がるベンチャー企業や、この領域で新たな取り組みを行う企業に対し、情報支援、事業開発支援、マーケティング支援、商品・サービス開発支援、資金調達支援などを行うことを目的とした取り組みを行っています。