ヘルスケア特化型ヘッジ・ファンドのパフォーマンスが上昇基調 ―バイオ＆メディカル・テクノロジー投資に成長期待―
くにうみAI証券株式会社(本社：東京都千代田区丸の内、代表取締役社長：李 遠)が取り扱うヘルスケア特化型ヘッジ・ファンド(米ドル建て)のパフォーマンスがこのところ上昇基調になっています。バイオ＆メディカル・テクノロジー投資に対する成長期待が高まっていることが背景にあります。
当社が私募による取り扱いを開始したヘッジ・ファンドは、米国東海岸に拠点を置くヘルスケア専門の資産運用会社が、生命科学の革新的な分野に焦点を当て、世界中の将来有望な主に中小規模の企業を投資対象に位置付け、市場で十分に理解されていない技術、アイデア、事業機会などの成長ポテンシャルを有する銘柄へ投資する株式ロング／ショート戦略を特長としています。
金融工学を駆使し、市場の変動サイクルが著しいヘルスケア投資でも、上昇局面で収益を確保しつつ、調整局面ではショート戦略により、価格下落リスクを抑制し、リスク・ヘッジ機能を働かせ、多様な収益機会に備えています。ゲノム科学、治療薬、医療機器、診断学、ヘルスケア・サービスなど幅広い分野へ投資しています。
米国株価指数スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500指数が昨年末に過去最高値を更新する中で、バイオテクノロジー関連株価は出遅れ感が強い状況でした。
しかし米国食品医薬品局(FDA)は、新型コロナ・ウイルスのパンデミック(世界的大流行)以降、革新的な商品開発に取り組むライフ・サイエンス関連企業を支援する傾向を明確化しています。
また特許の崖(パテント・クリフ)問題をにらみ、バイオファーマ企業の買収・合併(M＆A)に備えた待機資金が積み上がっています。
さらに欧米では、肥満症治療薬の利用が広がり、デンマークのノボノルディスクが先行し、米イーライリリーが猛追する中、肥満症薬の関連株以外への波及効果も現れ、バイオテクノロジーや医薬品のみならず、ヘルスケア機器やライフ・サイエンス・ツール＆サービスなどのサブ・セクターへも物色対象や市場の拡大を見込む投資家が増えています。
こうした様々な要因を起爆剤として、投資機会や長期安定収益を狙う資金がヘルスケア特化型ヘッジ・ファンドへも流入しています。
米ステート・ストリート社のSPDRブランドで提供されるバイオテクノロジー上場投資信託(ETF)のXBI指数(バイオテクノロジー)の昨年12月投資収益(リターン)は約18％に達しました。またラッセル2000ヘルスケア指数の昨年12月のリターンは約17％でした。
米国国立医学図書館の論文ガイドによると、現在、米国の国内総生産(GDP)の5分の1近くを占める国民医療費は、2028年までに6兆2,000億ドルまで増大すると予想されています。
また米資産運用会社アライアンス・バーンスタインは、人工知能(AI)の性能が向上し、広範に活用されるようになれば、ヘルスケア向けソフトウェアをサービスとして提供する企業の需要も増大すると見込んでいます。
さらにバイオテクノロジーは金利敏感セクターであるため、米国で年内に利下げが実施される場合、株価の上昇に期待が持てます。
当社が取り扱うヘルスケア特化型ヘッジ・ファンドは、遺伝子編集・治療や精密がん治療など、様々なアイデアをテーマに選定し、最新の製品開発・治療方法など、医療分野の進化を捉え、割安な銘柄や企業価値などを評価します。さらに戦略的買収の可能性、独占的な市場リーダー、最適な投資・研究分野の組み合わせなどを分析し、科学的観点、競争力、規制、保障体制などを踏まえて、投資先企業を選別します。
くにうみAI証券では、日本から海外名門ヘッジ・ファンドへの投資機会を提供するとの目標を掲げ、多彩なオルタナティブ投資(AI)商品を提供しています。
くにうみAI証券会社概要
・会社名 ： くにうみAI証券株式会社
・代表者 ： 代表取締役社長 李 遠
・登録番号： 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1627号
・加入協会： 日本証券業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
・事業内容： オルタナティブ投資商品の取り扱い、有価証券の委託売買、
M&Aアドバイザリー
・設立年月： 2007年2月22日
・本社 ： 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 丸の内仲通りビル6階
・URL ： https://www.kuniumiai-sec.co.jp/
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