スカパー!調べ 今見ても感動すると思う恋愛ドラマ 1位「逃げ恥」2位「花より男子」 男性1位「101回目のプロポーズ」、 40代以上では「東京ラブストーリー」が1位
~ココロ動く、未来へ。「平成の感動ランキング」~
スカパー!は、平成最後の年末年始に「今見ておきたい!平成一挙放送」と題して、平成時代に放送されたドラマや映画、アニメを多数ご用意。また、平成の名曲を大特集する番組もご用意しています。
そこで、全国の男女が平成時代にココロを動かされたドラマやアニメ、音楽などを把握するため、全国の15歳~69歳の男女1,000名を対象に、2018年12月4日~12月7日の4日間で、「平成の感動ランキング調査」をインターネット調査で実施し、『平成の感動ランキング』としてまとめました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
[調査結果]
平成時代、大切にしてきたことは?
◆平成時代、大切にしてきたことを漢字一文字で表すと? 男性1位「和」 女性1位「愛」
全国の15歳~69歳の男女1,000名(全回答者)に、≪平成時代に大切にしてきたことを表す漢字≫や≪平成時代に自身の心を動かしたものを表す漢字≫を聞きました。
まず、≪平成時代に大切にしてきたことを表す漢字≫をみると、1位は「和」(74件)、2位「愛」(71件)、3位「心」(60件)、4位「金」(46件)、5位「平」(45件)となりました。家族や恋人、友だちとの和やかな関係を大切にしていた人が多いようです。
男女別にみると、男性では「和」(35件)が1位、女性では「愛」(40件)が1位と男女で異なる結果となりました。
世代別にみると、10代では「楽」が1位で、エリア別に1位の漢字をみると、近畿や中国・四国、九州・沖縄といった西日本のエリアでは「愛」が1位となりました。
◆平成時代、自身の心を動かしたものを漢字一文字で表すと? 1位「愛」2位「子」3位「金」
次に、≪平成時代に自身の心を動かしたものを表す漢字≫をみると、1位「愛」(67件)、2位「子」(49件)、3位「金」(44件)、4位「人」(37件)、5位「災」(33件)となりました。恋愛・夫婦愛・家族愛など様々な愛がありますが、愛に心が動かされた人が多いようです。また、子どもの誕生や子どもの成長に感動した人も多いのではないでしょうか。
男女別にみると、男性では1位「金」(31件)となり、女性では1位「子」(43件)でした。
世代別にみると、1位になった漢字は、10代では「人」、20代では「金」、30代では「子」となり、40代以上は「愛」でした。また、10代と40代では2位に「音」がランクインしています。音楽に心を動かされたという人も多いようです。
平成の感動ランキング
-あの感動をありがとう! 平成時代を盛り上げてくれた芸能人・スポーツ選手は?-
◆平成時代を盛り上げてくれた芸能人 1位「明石家さんま」2位「安室奈美恵」3位「ダウンタウン」
女性が選ぶ1位は「安室奈美恵」、3位は「SMAP」「嵐」
全回答者(1,000名)に、≪平成時代を盛り上げてくれたと思う芸能人≫を聞いたところ、1位「明石家さんま」(128件)、2位「安室奈美恵」(82件)、3位「ダウンタウン」(65件)、4位「SMAP」(45件)、5位「タモリ」(35件)となりました。明石家さんまのマシンガントークによって平成時代が盛り上がったと感じている人が多いようです。
男女別にみると、男性では、1位「明石家さんま」(68件)、2位「ダウンタウン」(44件)、3位「タモリ」(20件)とお笑い芸人がトップ3を占めました。一方、女性では、1位「安室奈美恵」(64件)、2位「明石家さんま」(60件)、3位「SMAP」「嵐」(いずれも31件)と、2位の明石家さんま以外は歌手・アイドルでした。
世代別にみると、10代では「ダウンタウン」が1位となり、30代では「安室奈美恵」が1位でした。
◆平成時代を盛り上げてくれたスポーツ選手 1位「イチロー」2位「羽生結弦」3位「大谷翔平」
男性が選ぶ1位は「イチロー」、女性が選ぶ1位は「羽生結弦」
次に、≪平成時代を盛り上げてくれたと思うスポーツ選手≫を聞いたところ、日米のプロ野球で活躍し、通算安打数の世界記録を持っている「イチロー」(223件)がダントツ、2位はフィギュアスケートで五輪連覇を達成した「羽生結弦」(167件)、3位は2018年の大リーグ新人王に輝いた「大谷翔平」(130件)となりました。また、4位は2014年ソチ五輪フィギュアスケート・フリー演技で世界中を感動させた「浅田真央」(37件)、5位は2014年テニス・全米オープンで準優勝した「錦織圭」(25件)でした。
男女別にみると、男性では「イチロー」(145件)がダントツ、女性では「羽生結弦」(132件)がダントツという結果となりました。
世代別にみると、10代と20代では「羽生結弦」が1位、30代以上では「イチロー」が1位となりました。
-元気になった!泣いた!感動した! 平成時代に一番感動した○○-
◆平成時代に一番感動した歌 1位「世界に一つだけの花(SMAP)」2位「Hero(安室奈美恵)」
全回答者(1,000名)に、≪平成時代に一番感動した歌≫を聞いたところ、1位「世界に一つだけの花(SMAP)」(60件)、2位「Hero(安室奈美恵)」(41件)、3位「糸(中島みゆき)」(25件)、4位「栄光の架橋(ゆず)」(24件)、5位「CAN YOU CELEBRATE?(安室奈美恵)」と「Lemon(米津玄師)」(どちらも21件)となりました。
世代別にみると、10代では「Lemon(米津玄師)」が1位、2位に「世界に一つだけの花(SMAP)」「帰り道は遠回りしたくなる(乃木坂46)」がランクインしています。
◆平成時代に一番感動したニュース 3位「羽生結弦の金メダル獲得・オリンピック連覇」、2位と1位は?
全回答者(1,000名)に、≪平成時代に一番感動したニュース≫を聞いたところ、1位「スーパーボランティア・尾畠春夫さんの活躍」(61件)、2位「2020年東京オリンピック開催決定」(44件)、3位「羽生結弦の金メダル獲得・オリンピック連覇」(32件)となりました。全国各地の被災地でボランティア活動を行い、山口県で行方不明だった男児を保護し注目を集めた尾畠春夫さんの活躍に多くの人が感動したようです。
-今見ても絶対におもしろい! 今見ても○○な番組-
◆今見ても感動すると思うアニメ 2位「ONE PIECE」、1位は?
男性1位「ドラゴンボールZ」 女性1位「ちびまる子ちゃん」、30代の1位は「SLAM DUNK」
全回答者(1,000名)に、平成時代に放送されていたアニメで、≪今見ても感動すると思うアニメ≫を聞いたところ、1位「ちびまる子ちゃん」(21.4%)、2位「ONE PIECE」(19.2%)、3位「ドラゴンボールZ」(18.2%)、4位「名探偵コナン」(16.3%)、5位「クレヨンしんちゃん」(14.8%)となりました。1990年(平成2年)放送開始の「ちびまる子ちゃん」には、家族や友だちの温かさを描く話も多く、今なお感動をもらえるという人が多いようです。また、懐かしのアニメでは、3位の「ドラゴンボールZ」のほか、「SLAM DUNK」が6位にランクインしました。当時の感動を忘れられないという人も多いのではないでしょうか。
男女別にみると、男性では1位「ドラゴンボールZ」(24.2%)、女性では1位「ちびまる子ちゃん」(29.4%)でした。
世代別に1位になったアニメをみると、10代では「ONE PIECE」(32.5%)、20代では「クレヨンしんちゃん」(31.3%)、30代では「SLAM DUNK」(33.3%)、40代では「ドラゴンボールZ」(14.9%)、50代と60代では「ちびまる子ちゃん」(50代16.3%、60代20.5%)と世代差が表れました。
◆今見ても感動すると思う恋愛ドラマ 1位「逃げ恥」2位「花より男子」
男性1位「101回目のプロポーズ」、40代以上では「東京ラブストーリー」が1位
全回答者(1,000名)に、平成時代に放送されていた恋愛ドラマで、≪今見ても感動すると思う恋愛ドラマ≫を聞いたところ、1位「逃げるは恥だが役に立つ」(21.0%)、2位「花より男子」(20.5%)、3位「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」(どちらも16.0%)、5位「世界の中心で、愛をさけぶ」(15.9%)となりました。2016年(平成28年)に放送され、“恋ダンス”もブームになった“逃げ恥”が1位となりました。また、90年代に放送されたトレンディドラマ「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」も3位にランクインしています。
男女別にみると、男性では「101回目のプロポーズ」(16.2%)が1位、女性では「花より男子」(31.6%)が1位でした。
世代別にみると、40代以上では「東京ラブストーリー」が1位、「101回目のプロポーズ」が2位となりました。リカとカンチの切ない恋(東京ラブストーリー)や、“僕は死にましぇん!”の名ゼリフ(101回目のプロポーズ)など、トレンディドラマによる感動が心に刻まれている人が多いようです。
◆今見てもドキドキすると思う恋愛ドラマ 1位「花より男子」、女性では「昼顔」が3位にランクイン
次に、平成時代に放送されていた恋愛ドラマで、≪今見てもハラハラ、ドキドキすると思う恋愛ドラマ≫を聞いたところ、1位「花より男子」(15.5%)、2位「逃げるは恥だが役に立つ」(14.0%)、3位「東京ラブストーリー」(11.7%)、4位「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(10.6%)、5位「101回目のプロポーズ」(9.9%)となりました。ヒロインの女子高生とイケメン4人組“F4”との間に様々な出来事が巻き起こる「花より男子」が1位でした。
男女別にみると、男性では、1位「逃げるは恥だが役に立つ」(11.4%)、2位「東京ラブストーリー」(10.8%)、3位「101回目のプロポーズ」(10.6%)となり、女性では、1位「花より男子」(25.8%)、2位「逃げるは恥だが役に立つ」(16.6%)、3位「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(15.8%)となりました。“不倫”をテーマにした「昼顔」にハラハラ、ドキドキしそうという女性は少なくないようです。
世代別にみると、10代と20代では「花より男子」、30代では「逃げるは恥だが役に立つ」、40代以上では「東京ラブストーリー」が1位となりました。
◆今見てもキャラクターに衝撃を受けると思うドラマ 1位「ごくせん」2位「家政婦のミタ」
また、平成時代に放送されていたドラマで、≪今見ても登場キャラクターに衝撃を受けると思うドラマ≫を聞いたところ、1位「ごくせん」(21.6%)、2位「家政婦のミタ」(21.5%)、3位「古畑任三郎」(21.2%)、4位「踊る大捜査線」(18.2%)、5位「半沢直樹」(17.7%)となりました。「ごくせん」で仲間由紀恵が演じた、型破りな熱血教師“ヤンクミ”に、衝撃を受けた人が多いようです。
男女別にみると、男性では「古畑任三郎」(20.6%)、女性では「家政婦のミタ」(30.6%)が1位でした。
世代別にみると、30代では「家なき子」(38.7%)が1位、40代では「ずっとあなたが好きだった」(20.8%)が1位でした。40代には、佐野史郎演じるマザコン男性“冬彦さん”の衝撃を忘れられない人が多いようです。
-泣くほど笑った!笑い過ぎた! 笑いのツボに入ったお笑いタレントは?-
◆平成時代に笑わせてもらったお笑いタレント 1位「明石家さんま」2位「ダウンタウン」3位「サンドウィッチマン」
全回答者(1,000名)に、≪平成時代に最も笑わせてもらったお笑いタレント≫を聞いたところ、1位「明石家さんま」(149件)、2位「ダウンタウン」(134件)、3位「サンドウィッチマン」(62件)、4位「千鳥」(31件)、5位「出川哲朗」(26件)となりました。
男女別にみると、男性では「ダウンタウン」「明石家さんま」が1位(どちらも77件)、女性では1位「明石家さんま」(72件)、2位「ダウンタウン」(57件)となりました。
世代別にみると、30代以下では「ダウンタウン」が1位、40代以上では「明石家さんま」が1位となりました。また、20代では「千鳥」(3位)、30代では「出川哲朗」(3位)がトップ3にランクインしました。
-夢中になった!おもしろい!寝不足になった!スゴイ! 感動したゲームは?-
◆平成時代にハマったゲーム 男性1位「ドラゴンクエスト」 女性1位「ツムツム」
全回答者(1,000名)に、≪平成時代に最もハマったゲーム≫を聞いたところ、1位「LINE:ディズニー ツムツム」(73件)、2位「ポケットモンスターシリーズ」(48件)、3位「ドラゴンクエストシリーズ」(40件)、4位「ファイナルファンタジーシリーズ」と「ポケモンGO」(どちらも27件)となりました。
男女別にみると、男性では1位が「ドラゴンクエストシリーズ」(29件)、女性では1位が「LINE:ディズニー ツムツム」(66件)でした。
世代別にみると、10代では「モンスターストライク」が3位にランクインしました。
-便利になった!使いやすくなった!生活が変わった! 平成時代に目覚ましい進化を遂げたものは?-
◆平成時代に目覚ましい進化を遂げ、生活を豊かにしてくれたテレビ関連技術 2位は「地デジ放送」、1位は?
全回答者(1,000名)に、平成時代に目覚ましい進化を遂げ、生活を豊かにしてくれたと思うテレビ関連の技術を聞いたところ、1位「液晶・薄型テレビ」(43.6%)、2位「地上デジタルテレビ放送」(41.4%)、3位「電子番組表(EPG)」(23.5%)、4位「データ放送」(22.7%)、5位「ワンセグサービス」(16.6%)となりました。新4K8K衛星放送が今年の12月に開始されましたが、「4Kテレビ」(12.6%)は7位にランクインしました。今後、新4K8K衛星放送でしか味わえない感動を体験する人が増えるのではないでしょうか。
次の時代、未来に向けて大切にしていきたいものは?
-準備はできている?次の時代は楽しみ?それとも不安?大切にしていきたいものは?-
◆平成の次の時代 「楽しみ」67% 「不安」33%
◆平成時代の次の時代、未来に向けて大切にしていきたいものを表す漢字 1位「愛」
全回答者(1,000名)に、平成の次の時代が楽しみか、不安かを聞いたところ、『楽しみ(計)』(「楽しみ」「どちらかといえば楽しみ」の合計)は67.2%、『不安(計)』(「どちらかといえば不安」「不安」の合計)は32.8%と、次の時代を楽しみにしている人が多数派となりました。
男女別にみると、『楽しみ(計)』は男性63.6%、女性70.8%と、女性のほうが高くなりました。
続いて、全回答者(1,000名)に、≪平成時代の次の時代、未来に向けて大切にしていきたいものを表す漢字≫を聞いたところ、1位「愛」(71件)、2位「心」(70件)、3位「金」(41件)、4位「和」「絆」(どちらも37件)となりました。
男女別にみると、男性では「心」が1位、女性では「愛」が1位となりました。
-やっぱり信頼できるのはこの情報!人生を豊かにするために頼りにしたい!-
◆人生を豊かにするために、頼りにしたいと思う情報源 10代では「テレビ」が1位
また、人生を豊かにするために、頼りにしたいと思う情報源は何かを聞いたところ、1位「インターネット検索(Googleなど)」(68.7%)、2位「テレビ」(68.2%)、3位「ニュースサイト・ニュースアプリ」(35.3%)、4位「書籍」(22.8%)、5位「Twitter」(22.2%)となり、多くの人が「インターネット検索」や「テレビ」を頼りにしたいと考えていることがわかりました。
男女別にみると、男性では「インターネット検索」(65.8%)が1位、女性では「テレビ」(74.8%)が1位となりました。
世代別にみると、「テレビ」は10代(73.5%)と50代(71.7%)、60代(75.3%)で1位となりました。“若者のテレビ離れ”といわれることも多いですが、10代の大半がテレビの情報も頼りにしたいと考えていることがうかがえます。
-熱く応援したい!盛り上がりたい!次の時代に楽しみなスポーツイベントは?-
◆平成の次の時代、楽しみなスポーツイベント 1位「オリンピック・パラリンピック競技大会」
全回答者(1,000名)に、平成の次の時代に開催が予定されているスポーツイベントで楽しみにしているものを聞いたところ、1位「オリンピック・パラリンピック競技大会」(34.0%)、2位「サッカー・FIFAワールドカップ」(22.3%)、3位「世界フィギュアスケート選手権」(18.8%)、4位「サッカー・AFCアジアカップ」(17.0%)、5位「バレーボールワールドカップ」(12.1%)となりました。多くの人が2020年の東京オリンピックを楽しみにしているようです。
男女別にみると、男女とも1位は「オリンピック・パラリンピック競技大会」でしたが、2位以下で違いがみられ、男性では、2位「サッカー・FIFAワールドカップ」(25.4%)、3位「サッカー・AFCアジアカップ」(19.2%)となり、女性では、2位「世界フィギュアスケート選手権」(29.2%)、4位「四大陸フィギュアスケート選手権」(16.6%)となりました。