【名城大学】スポーツ・文化後援会が創立20周年記念式典を開催

歴代の役員や会員、学生や教職員、賛助企業の関係者ら約180人が出席

記念に行われたトークショー

本学の学生が所属するスポーツクラブと文科系クラブによる課外活動や就職活動を支援する「名城大学スポーツ・文化後援会」が2004年の創立から今年で20周年の節目の年を迎え、天白キャンパス共通講義棟北の名城ホールで12月5日、記念式典を開催し、現役・歴代の役員や会員である卒業生、学生や教職員、賛助企業の関係者ら約180人が出席しました。

佐茂会長「どのクラブも全国大会に出場できるようになったことが大きな成果」

式典では、應援團による学歌斉唱に続いて、佐茂英昭会長がこの20年間に総額で5億円に上る支援を行ってきたことを紹介。「後援会の支援で女子駅伝部をはじめどのクラブも全国大会に出場できるようになったことが大きな成果。今後も学生たちが社会に出た時に胸を張って名城出身といえる実績をつくるアシストをしていきたい」とあいさつしました。

あいさつする佐茂会長

続いて、後援会の副会長を務めたこともある小原章裕学長が「後援会の活動が今後も継続的に発展し、学生諸君に大きな刺激を与えてくださることを願っています」と祝辞を述べました。

祝辞を述べる小原学長
應援團による学歌斉唱

「いかにオリンピアンを育てるか」をテーマに米田監督らによるトークショーも

式典の後には、アテネ・北京両五輪の柔道女子金メダリストで本学薬学部の谷本歩実・特任教授と本学女子駅伝部の米田勝朗監督(法学部教授)、ボディービルダーの「バズーカ岡田」として知られる岡田隆・日本体育大学大学院教授をゲストに迎え、「いかにオリンピアンを育てるか」をテーマに、本学健康・スポーツ医科学研究センター長の梅田孝・薬学部教授のコーディネートによるトークショーが行われました。

谷本特任教授は自らの現役時代や指導者としての経験から、伸びしろのある選手は「とにかくその競技が好きという気持ちが強く、その気持ちを大切にしてくれる指導者との出会いがある」と振り返りました。クラブでの指導法に関して岡田教授は「トレーニングやスポーツ科学の知識や情報を与えて全体を底上げしたうえで、それぞれ個性がある1人1人に柔軟に対応することが必要」と指摘しました。

女子駅伝部のサポート体制や梅田教授が指導するメディカルチェックなども紹介され、米田監督は「サポート体制が整えられ、選手たちも多くの人に支えられていると感じながら走っている。最後に力になるのはいろいろな人たちの支え」と強調。試合に出ることができない学生アスリートへの教育について、梅田教授は「チーム一丸となって戦うために何らかの役割を与えるなど、あきらめさせない指導が大切」と力を込めました。

谷本特任教授
米田監督
岡田教授
梅田教授
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