日本オラクル、「Oracle Identity Management 11g Release 2」を発表

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄)は本日、あらゆるアイデンティティやアクセス要件の管理を容易にするための実証されたスケーラビリティを誇る包括的なオープン統合ソリューションを提供する取り組みの一環として、「Oracle Identity Management」プラットフォームの新たな進化形である「Oracle Identity Management 11g Release 2」を発表しました。「Oracle Identity Management 11g Release 2」は今秋より国内提供開始予定です。

成長促進とコスト削減に取り組んでいる企業が新たな課題に直面しています。顧客登録を簡素化しソーシャル・ネットワーキングからのアクセスを可能にすることで顧客による採用を促進し、モバイル・アプリケーションからもオンプレミス・アプリケーションと同じように説得力が高くセキュアな方法で管理するクラウド・インフラにアクセスできるようにするなどの課題に対応するため、新水準のアイデンティティ管理保護が求められています。

新しいデジタル体験でのセキュリティ確保に最適化された新機能や機能強化により、「Oracle Identity Management 11g Release 2」はセキュリティを確保しながらクラウド、モバイル、ソーシャルといったインフラを活用し、新しいユーザー層を開拓し、事業をさらに拡大発展させることを可能にします。

「Oracle Identity Management 11g Release 2」は、業界唯一の包括的なオープン統合アイデンティティ管理ソリューションで、さらなる機能強化により最新の規制を効率的に順守しつつ、重要なアプリケーションや機密データを保護し、高リスクなアカウントのパスワード管理を簡素化し、さらには運用コストを削減することが可能になりました。

「Oracle Fusion Middleware」の主要コンポーネントである「Oracle Identity Management 11g Release 2」は、オラクルのプラットフォーム、オープン標準のアプローチに対応し、顧客の選択が尊重されます。難しい設定がなく、「Oracle Fusion Middleware」およびオラクル以外のアプリケーションやミドルウェアで原則として利用することができます。

◆簡素化された包括的なアイデンティティ管理
「Oracle Identity Management 11g Release 2」では、オラクルのアイデンティティ管理製品が以下の3つのカテゴリーにまとめて提供され、パフォーマンスと運用規模の最適なバランスを取ることが可能です。

「Oracle Identity Governance」:アクセス要求、プロビジョニング、認証に対応し、リッチな解析機能による単一プラットフォームで、一般ユーザーの操作が簡素化されました。組織のコンプライアンス、ガバナンス、セキュリティのニーズに対応しています。新機能「Oracle Privileged Account Manager」は、企業が使いやすいセルフサービスの買い物かごスタイルのユーザー・インターフェースで、社員によるアプリケーションへのアクセス要求、シンプルなブラウザによるカスタマイズ、新しいクラウド・アプリケーションのプロビジョニングが行えます。また、マルチレベルの認証によりコンプライアンス報告手順を強化します。

「Oracle Access Management」:エンド・ツー・エンドのユーザー認証を行い、データ、アプリケーション、ウェブサービスを認証により保護します。新機能は、ネイティブなモバイル・セキュリティ、シングル・サインオン、ソーシャルメディアへのサインオン・サポート(Facebook、Google、Yahoo、Twitter、LinkedIn)、カスタムおよびモバイル・アプリケーション開発のためのREST API、複数アイデンティティ・ストアおよび複数データセンター設定のサポート、サードパーティ製品組み込み機能の強化、不正検出機能の強化などです。

「Oracle Directory Services」:オラクルは包括的な実証済みのディレクトリ・サービスのオプションを提供します。新機能としては、近隣ベースの検索や仮想属性で位置情報サービスによるディレクトリの頻繁なアップデートを可能にし、モバイルアプリやソーシャル・アプリをサポートします。「Optimized Solution for Oracle Unified Directory」は、キャリアグレードのスケーラビリティおよび信頼性を提供し、クラウド、モバイル、ソーシャルのエコシステムにおける画期的なパフォーマンスを実現します。またストレージ、プロキシ、同期、仮想化を統合したオールインワン機能により、企業内にも大規模な展開にも柔軟に対応し、フットプリントを低減し、管理やインストールを簡素化しつつ幅広いハードウェアやOSとの相互運用性を確保します。

◆本発表に向けたコメント
オラクル・コーポレーションのセキュリティおよびアイデンティティ管理製品 開発担当バイスプレジデントであるアミット・ジャスジャ(Amit Jasuja)は、次のように述べています。「『Oracle Identity Management 11g Release 2』は、今日のデジタル体験において直面する新しい課題に対応するべく設計されており、既存のインフラのセキュリティを強化し、さらなる顧客開拓を可能にします。『Oracle Identity Management 11g Release 2』を利用することでアイデンティティ・ライフサイクル管理を全社的に強化/簡素化しつつ、複雑なコンプライアンスや規制要件にも対応することができます」

参考資料
・Oracle Identity Management 11g Release 2*
http://www.oracle.com/us/products/middleware/identity-management/overview/index.html
・Oracle Fusion Middleware 11g*
http://www.oracle.com/us/products/middleware/overview/index.html
・Oracle Identity Management Release 11g Release 2のライブウェブキャスト
https://event.on24.com/eventRegistration/EventLobbyServlet?target=registration.jsp&eventid=487244&sessionid=1&key=15939C327CC5E3015C68183480BCD48A&partnerref=pr_sec_idm07192012&sourcepage=register
・Oracle Identity Managementのオンラインコミュニティ:ブログ
、Facebook*、Twitter*
*英語のみ
https://blogs.oracle.com/OracleIDM/
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https://twitter.com/OracleIDM

●オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NASDAQ:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.com をご覧ください。

■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報室 玉川
Tel: 03-6834-4837 / Fax: 03-6834-6129/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/

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