【名城大学】「体操のお兄さん」佐藤弘道特任教授が「健康実践教室」で指導
女子駅伝部を表敬訪問も
NHK「おかあさんといっしょ」の第10代「体操のお兄さん」として知られる本学薬学部の佐藤弘道特任教授が11月10日、八事キャンパス体育館で行われた薬学部の5年次開講科目「運動療法」と薬学部公開講座「健康づくりのための健康実践教室」で、学生や一般受講者に健康づくり体操を指導しました。
薬学部「運動療法」科目受講の5年生には体操指導法を指南
「運動療法」の科目は、薬剤師になって地域の「健康サポート薬局」で住民の健康づくりを担ううえで必要な運動指導の技能を習得するための科目です。この日は受講した5年生約30人に、「健康実践教室」の前後で1時間30分にわたって佐藤特任教授が中高年への運動指導のノウハウなどを伝授しました。
佐藤特任教授はジャンプや屈伸、首回しなど正しい準備運動の方法を指南したり、体操で得られる効果を解説したりしたほか、5年生は次週11月17日の健康実践教室で指導役を担うことから、教室で指導する際の心得として「笑顔で出迎え、顔色や姿勢をチェックしてください」「自分たちも楽しむことが大切です」などとアドバイスしていました。
地域貢献を目的に一般公募した「健康実践教室」は、薬学部健康・スポーツ科学研究室の梅田孝教授らが指導し、9月29日から12月9日までの全12回の予定で開催されています。中高年を中心に約35人が受講しており、この日は「運動療法」を受講する5年生も一緒に汗を流しました。
受講者は佐藤特任教授の指導の下、体をいっぱいに動かしながら脚の筋力をつけるトレーニングや体を引き締めるトレーニング、手遊びなどを実践。佐藤特任教授はユーモアを交えながら「指先を使うと脳が活性化します」などと解説も加えて進行し、受講者は「思った以上にきつかったけど楽しかった」「ためになる話が聞けました」と振り返っていました。
講義後には女子駅伝部を表敬訪問
講義の終了後、佐藤特任教授は梅田教授とともに天白キャンパス第2グラウンドへ。「第41回全日本大学女子駅伝対校選手権大会」で史上初の7連覇を成し遂げた女子駅伝部を表敬訪問し、日本体育大学の同級生でもある米田勝朗監督や谷本七星選手(人間学部3年)ら練習中の部員らを労いました。