鳥谷敬の新刊『疲れない体と不屈のメンタル』を発売 鉄人流ベストコンディションづくりを初レクチャー

すべての働き盛り世代に届けたい「鳥谷メソッド」

株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2022年11月24日に『疲れない体と不屈のメンタル』(鳥谷敬著/1650円税込)を発売します。鳥谷氏は、667試合連続フルイニング出場や、日本プロ野球歴代2位の1939試合連続出場を達成し、遊撃手としては最年長記録となる39歳7カ月でのスタメン出場を果たした「鉄人」です。プロ野球選手という仕事をまっとうするために考え抜き、実践してきた科学的トレーニング「鳥谷メソッド」を、本書で初公開します。

『疲れない体と不屈のメンタル』表紙

「40歳までショートを守る」目標達成を支えたトレーニング

数多くの記録を打ち立てて、惜しまれながらユニフォームを脱いだ著者ですが、何よりも誇りに思っているのは、「40歳までショートを守る」という目標を達成できたことだと振り返っています。本書には、18年間ファンを喜ばせ続けた現役生活を支え、引退時も「衰えをまったく感じていなかった」体づくり、メンタルづくりの秘密が満載です。ポイントは「身体を鍛える」ことよりも、「体の使い方を知る」こと。疲れを見せず、日々プレッシャーに立ち向かうタフさが求められる働き盛り世代にエールをおくる自主トレ本です。

体でもっとも大事なのはお尻

「どうすれば最大限に持てる力を発揮できるのか」を突き詰めた鳥谷メソッドを習得するのに、遅すぎることはありません。読者一人ひとりのポテンシャルを引き出すヒントは、日々の行動や食事の中にあるからです。その中でも鳥谷氏は股関節を支える「お尻」を重視しています。その効果は、シーズンオフの自主トレで、後輩選手と一緒にお尻を鍛えるメニューに取り組んだ結果、春季キャンプでのケガ人がゼロだったことからも明らかです。本書では、ゴムチューブなどを使う自宅トレーニングや、足腰に負担をかけない歩き方を紹介しながら、お尻を意識した体の使い方をアドバイスします。

歩き方を変えるだけで足腰への負担が減る
階段をつかうときも、お尻を意識

図解満載! この冬は自宅で体改革

多忙でジムに行く時間のない人や、健康維持が目的のトレーニングならば、「マシンや器具は使わないほうがいい」というのが著者の持論です。本書で紹介するのは、自分の体重を利用する「自重トレーニング」のみ。イラスト解説満載で、自宅で可能なムリなく正しい体づくりを提案します。薄着になる季節が今から楽しみになる一冊です。

図解満載でわかりやすい

著者から読者へ

「タクシーに乗ってしまおう」と考えるか、それとも「これくらいなら歩けるな」と思えるか──その差は決して小さなものではありません。どちらを選ぶかで、その後の生活はずいぶん違ってくると思います。これから紹介する体づくり、食事などの生活習慣、そしてメンタルの整え方などについての「鳥谷メソッド」を日常生活のなかに取り入れ、健康な生活を送るのに役立ててもらえたなら、とてもうれしく思います。
(本書「はじめに」より)

【鳥谷式フィジカル、メンタルメソッドの一例】
・トレーニング前にストレッチはしない
・重心をつねに一直線にして歩く
・毎朝10分、お尻を意識して1日をスタート
・腹筋運動は必要ない
・飲食での体の変化に敏感になろう
・「勝負強さ」は準備から始まる
・欠点は考え方次第で長所になる
・好きだけでは続かない、仕事だからこそ頑張れる

『疲れない体と不屈のメンタル』について

【著者】
鳥谷 敬(とりたに・たかし)
1981年6月26日生まれ。東京都出身。聖望学園高校、早稲田大学野球部を経て、2003 年ドラフト自由枠で阪神タイガースに入団。2019 年までの16 年間プレーし、NPB 歴代2 位の1939 試合連続出場、13シーズン連続全試合出場、遊撃手として歴代最長の667 試合連続フルイニング出場記録を樹立。ゴールデングラブ賞5 回(遊撃手4 回、三塁手1 回)、ベストナイン6 回を受賞。史上50 人目の公式戦2000 本安打および、史上15 人目の1000 四球を達成。また、2013 年にはWBC日本代表に選出され、チャイニーズ・タイペイ戦ではアウトになれば試合終了の場面で盗塁を成功させる活躍を見せた。2020 年に千葉ロッテマリーンズに移籍、2021 年シーズンをもって引退。引退後は、野球解説や、社会人野球部の指導を行うなど活動の幅を広げている。著書に『キャプテンシー』(角川新書)、『明日、野球やめます 選択を正解に導くロジック』(集英社)がある。

【書誌情報】
タイトル:疲れない体と不屈のメンタル
著者:鳥谷 敬
価格:1,650円(10%税込)
判型・製本・頁数:四六判並製224ページ
ISBN978-4-569-85327-7
発行:PHP研究所
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85327-7

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