有料サービスのためのTV Everywhere:成功への鍵
株式会社グローバル インフォメーションは、Parks Associatesが発行した報告書「TV Everywhere: Growth, Solutions, and Strategies: Europe and Asia-Pacific Ed. (Second Edition) (TV Everywhere:成長・ソリューション・戦略 - 欧州・アジア太平洋地域)」の販売を開始しました。
プリペイドカード・プログラムの管理者にとって、販売は最優先の課題です。Mercator Advisory Groupの最新レポートは、潜在消費者にプリペイドカードを提供するための新たな機会を模索しているプリペイドカード・プログラムの管理者にとって、採用可能な販売方法を分析しています。
ペイTVのプロバイダの多くがオンライン動画の脅威に対抗してOTTサービスへの投資比重を高めています。これらのTV EverywhereサービスはペイTVサービスの付加価値機能として加入者がオンライン動画へ流れるのを防ぐために導入されました。したがって、多くの事業者はサービスに追加料金を課していません。多くの市場でこのアプローチに問題があることが示されています、無料で提供されたTV Everywhereサービスはプロバイダの明確なコストですが、消費者が離れていくのを抑えることを定量化するのは困難です。無料TV Everywhereサービスを宣伝することはサービスにさらなるコストがかかるだけでなく、機会コストもあり、プロバイダのコアなTVサービスの宣伝にはなりません。しかし、プロモーションなしでは、消費者の意識は依然として限られており、OTTサービスへの防御策としてのTV Everywhereの効果を最小限にしてしまいます。
こうした「無料サービス」事業モデルのもつ課題のなか、世界のいくつかの市場で事業者は、TV Everywhere サービスを使って消費者をより高い層のサービスに取り込み、収益の増加を生み出すため、TV Everywhere戦略に有料サービスを含むことを再検討しています。
ペイTVプロバイダには、TV Everywhereサービスを成功させるために活用できる、以下のような強みがあります。
- コンテンツ所有者との強い関係性があり、ペイTVのプレーヤーは、最近人気のコンテンツの多くを利用することができ、資金力のある企業としてそうしたコンテンツを獲得する資金がある。
- ペイTVのプロバイダは消費者との間に請求関係を確立しており、既存の請求システムを通じて取引プロセスを簡略化できる。
- 事業者はTV Everywhereを自社のコアサービスや他の付加価値サービスと組み合わせ、加入者にさらなる魅力を提供できる。
- インターネットに接続された家庭用電化製品を通じてコンテンツを提供することで新たなオーディエンスにリーチできる。
- 成功したTV Everywhereビジネスモデルが事業者のコアなTVベースの映像サービスの重要側面を補完、または補強できる。
加入者一人当たりの平均売上とそれに対応する収益を増加させるサービスを作るための5つの重要要素:
- 人を動かすコンテンツ
- 様々な電化製品での可用性
- ユーザーエクスペリエンス
- 安全性と使いやすさ
- 認知とプロモーション
市場調査レポート: TV Everywhere:成長・ソリューション・戦略 - 欧州・アジア太平洋地域
TV Everywhere: Growth, Solutions, and Strategies: Europe and Asia-Pacific Ed. (Second Edition)
http://www.gii.co.jp/report/park228498-tv-everywhere-growth-solutions-strategies-europe.html
出版日: 2012年11月13日
発行: Parks Associates
【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社グローバルインフォメーション
Tel:044-952-0102
e-mail:jp-info@gii.co.jp
URL:http://www.gii.co.jp/topics/TL16_jp.shtml
〒215-0004 神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F