【『MIGACOT(ミガコット)』昼歯みがき推進プロジェクト　第3弾】「昼歯みがき」は、午後の仕事のスタートのいいきっかけに！坂出市役所で401人が「昼歯みがき」に挑戦！

2021-03-29 15:30

　ライオン株式会社(代表取締役社長・掬川正純)は、むし歯や歯周病からお口を守るために、1日3回、食べたら歯をみがくことを提案しています。当社は、「昼歯みがき」(昼食後の歯みがき)を広めることを目的に、様々な職場のみなさんと「昼歯みがき」に取り組むプロジェクトを進めています。今回は、香川県坂出市役所職員の方々を対象に、2020年10月～12月にかけて実施した結果をご紹介します。

プロジェクトの概要

　様々な職場のみなさんを対象に、昼食後の「昼歯みがき」に取り組んでいただくプロジェクトです。
本プロジェクトに参加いただく職場のみなさんには、当社のコップ付きオーラルケアセット『MIGACOT(ミガコット)』をお渡しし、「昼歯みがき」を行うきっかけを提供します。スタート後、2～3か月経過したころにアンケートを実施し、「昼歯みがき」の実施状況や気持ちの変化をうかがい、「昼歯みがき」の定着をめざします。

坂出市役所での取り組み

2020年10月から、坂出市役所職員の希望者401名に本プロジェクトに参加いただきました。2020年12月～2021年1月にアンケートを実施し、250名の方から回答を得ました。

図1　アンケート回答者の年齢構成(n=250)

坂出市と当社

　香川県坂出市にある当社のグループ会社ライオンケミカル(株)オレオケミカル事業所(以降、ライオンケミカル)では、『キレイキレイ薬用ハンドソープ』や当社の様々なハブラシを生産しています。坂出市、ライオンケミカル、ライオンは、2014年から、手とお口の清潔衛生習慣の定着を通じて市民の健康増進への貢献を目指す活動「キレイキレイのまち坂出」プロジェクトを推進しています。

坂出市役所における参加者アンケート結果

(1) プロジェクト開始前から「昼歯みがき」を習慣化していた人は44％
　プロジェクトに参加していただいた坂出市役所の方々(以下、参加者)のうち、「昼歯みがき」を習慣化していたのは44％でした。当社が2018年にオフィスで働く20～50代男女10000人を対象に実施した調査結果では、「昼歯みがき」を習慣化している人は40％であり、ほぼ同様の結果でした。参加者が「昼歯みがき」をしていない理由としては、「多忙(32人)」「面倒(26人)」「歯みがきができる場所などの環境が整っていない(24人)」などが、多く挙がりました。

図2　プロジェクト開始前の「昼歯みがき」に対する意識、実施状況(n=250)

(2) プロジェクトに参加し、「昼歯みがき」をしてみると「口の中がスッキリ」を実感！
　参加者は、「昼歯みがき」を行うと「口の中がスッキリする」「リフレッシュできる」などと実感していることがわかりました。これらの結果は、昨年、他の職場で実施したプロジェクトの結果と同様の結果※でした。自由回答を見ると、「口の中だけでなくて気持ちもすっきりする(50代女性)」「リフレッシュして、午後の始業のきっかけになる(20代女性)」など、「昼歯みがき」がお口の中をスッキリさせるだけではなく、仕事中の気持ちの切り替えにも役立っていたことがわかりました。
※当社リリース　2020年9月28日(山梨市役所)、同12月25日(シェアオフィス　point 0 marunouchi)

図3　昼歯みがきを行った感想(n=250,MA)

(3) プロジェクト終了後も91％が「昼歯みがき」を続けたいと回答！
　参加者の91％が、今後も「昼歯みがき」を「ぜひ続けたい(63％)」・「まあ続けたい(28％)」と答えました。特に、プロジェクト開始前から昼歯みがきが習慣化していた人(意思あり・実施)は、94％が「ぜひ続けたい」と答えました。

図4　今後の昼歯みがき継続意向(n=250,SA)

　今まで「昼歯みがき」を実施していなかったが今後「ぜひ続けたい」「まあ続けたい」と回答した参加者に、その理由を尋ねたところ、環境が整ったことや意識が変わったことが挙げられました。
　特に多かったのは、「洗面室がなくトイレでしか実行するところが無いためやっていなかったが、新庁舎になり、歯みがきできる場所ができた(40代女性)」など、歯みがきをする場所が職場内に整備されたことでした。坂出市役所の庁舎が新しくなり、歯みがきをする環境が整えられたため、「昼歯みがき」の意欲が高まっているようでした。また、「ハブラシを用意するのが先延ばしになっていたためやっていなかったが、やってみると、午後の仕事へ気持ちの切り替えができたため(20代男性)」という声も複数ありました。職場で使うためのハブラシを用意することは、忙しい毎日の中では忘れられがちで、意外に面倒なものです。場所やハブラシなどの道具を整えることは、「昼歯みがき」の習慣作りを後押しすることがうかがえました。
　さらに、昼歯みがきに対し、「リフレッシュするためで、一生懸命(歯みがきを)する必要はないという認識に変わった(30代女性)」という声もありました。職場で「歯みがきをする」と構えてしまうと面倒かもしれませんが、気分転換のつもりで気軽に行うことも、習慣化の第一歩かもしれません。

坂出市役所のプロジェクトを終えて

　今回のプロジェクトは、「昼歯みがき」がなかなか続かなかった方や、これまで行っていなかった方にとって、「昼歯みがき」にチャレンジする一つのきっかけになったようでした。同時に、習慣化していくためには、歯みがきを行う場所や道具、歯みがきに対する気持ちなど、一人一人が「昼歯みがき」を行う上で面倒だと感じていることを少しでも減らしていくことが大切であることがうかがえる結果でした。
　職場で歯みがきを行う際は、飛沫が飛び散らないよう工夫することや、洗面所が混みあわないように時間をずらして行うことなどが推奨されています。新しい働き方、新しい生活様式の中で、新型コロナウイルスへの感染防止を呼び掛けながら、当社は引き続き「昼歯みがき」を支援する活動を行ってまいります。