ジボダン社、ノボザイムズ社との研究協力を発表 ~両社の総合力を活用し、お客様のための 新しい持続可能なイノベーションの実現へ~
ジボダン ジャパン株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:ピーター・ツィンク)は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニー、ジボダン社(スイス)が、それぞれの業界で世界をリードするジボダン社とノボザイムズ社(Novozymes)が、相乗効果のある革新的な成分と技術をお客様に提供するための戦略的な研究協力関係を結ぶと発表しました。両社は、食品および洗剤の分野における革新的で持続可能なソリューションの研究開発に共同で取り組みます。
今回の新たな協力関係は、ノボザイムズ社の最新の戦略である「Better Business with Biology (生物学を使ったより良いビジネス)」と、革新的で持続可能なソリューションを通じて消費者ブランドへの提供を拡大するというジボダン社の「2025年に向けての5か年計画」の目標に完全に合致しています。
ジボダン社は、業界でも最高水準の研究開発投資を行い、世界中の消費者を深く理解し、消費者ブランドのための感動的な特徴や食体験を創造しています。
一方、ノボザイムズ社は、技術と研究開発に大規模な投資を行い、酵素と微生物に関する幅広いノウハウでイノベーションをもたらしています。商業的には、ノボザイムズ社は家庭用品や食品・飲料業界の大手企業と強力な協力関係を結んでいます。生物学的ソリューションの世界的なリーダーとして、ノボザイムズ社は消費者のために差別化された製品性能を可能にする持続可能なソリューションを推進しています。
今後、両社はそれぞれのお客様に差別化されたソリューションを提供することを目的として、具体的なプロジェクトに共に取り組んでいきます。両社のエンドユーザー市場が大きく重複していることから、両社の能力とソリューションを組み合わせることで、この協力関係が顧客価値を生み出すことができるという基本的な信念があります。
ジボダン社CEOのジル・アンドリエは次のように述べています。
「生物学的ソリューションの分野での素晴らしい伝統と研究基盤を持ち、非常に尊敬されているノボザイムズ社との戦略的協力関係に入れることを、大変嬉しく思っています。『自然環境を敬い、人々のより幸せで健康的な暮らしを創造する』という当社の存在目的は、生物学的製品を100%使用した世界を目指す、ノボザイムズ社の志と完全に一致しています。
私たちは消費者に喜ばれ、地球環境を守る製品で世界により多くのプラスの影響を与えると共に、それぞれのお客様と一緒に成長していく可能性を秘めています。」
ノボザイムズ社、社長兼CEOのエステル・バイゲは次のように述べています。
「両社は、多くの面で存在目的と価値観を共有しており、フレーバーとフレグランスの世界的リーダーであるジボダン社と協力関係を結ぶことができたことを大変嬉しく思っています。この協力関係は、消費者主導型の企業となり、持続可能なソリューションで世界規模の課題を解決するという当社の戦略に合致しています。共に協力することで、食品や洗剤などの分野で消費者向けソリューションをより早く開発し、人々の生活と私たちが暮らす世界のために貢献できるようになります。」
ジボダン社について
ジボダン社は、フレーバーとフレグランスの創造における世界的なリーダーです。その歴史は250年以上にも及び、ジボダン社は長きにわたり香りと味を革新してきました。お気に入りの飲料や毎日の食事、高級な香水や化粧品、洗濯物のお手入れまで、その創造は感性を刺激し、世界中の多くの消費者を魅了しています。ジボダン社は存在目的に基づいた長期的な成長の達成に向けて取り組むとともに、人々と自然の幸せや健康を高める牽引役となることを目指しています。2019年度において全世界で14,900人を超える従業員を擁し、売上高は62億スイスフラン、売上高に対するフリー・キャッシュ・フロー比率は12.7%を達成しました。日本市場には1920年代に参入し、2020年には創業50周年を迎えました。現在、ジボダン ジャパン株式会社が日本において幅広く事業を展開しています。詳しくは https://jp.givaudan.com/ から、さあ、共に思い描きましょう。