日本人初！バリの「グリーンスクール」を女子高生が卒業　地球温暖化の国際会議(COP)の青年の部へ参加、環境問題に取り組む

～卒業プレゼンでは1番手を務め、プロジェクトへの出資希望者も～

2019-06-21 17:15

環境問題について様々なプロジェクトを立ち上げている「しいなプロジェクト」の代表を務める露木志奈(つゆきしいな・18歳)が、インドネシア・バリにある世界中から生徒が集まる最先端教育機関「グリーンスクール」に単身留学し、日本人女性として初めて卒業いたしました。

また、グリーンスクールの最終学年生が集大成として在籍中の成果を発表する卒論大会「グリーンストーン」で、露木志奈が最初のプレゼンターを務め、出資希望者も出ました。

プレゼン題名： The power of choices as consumers
動画URL　　： https://www.youtube.com/watch?v=LOhCSfmOVBY

グリーンストーンでの卒業プレゼン

露木志奈(つゆきしいな)　プロフィール

2001年1月生まれ。神奈川県横浜市出身。
中学生の時の英語の成績が1だったにも関わらず、世界中の学生が集うインドネシア・バリのグリーンスクールを自ら選択し、高校留学。
在学中は授業の一環でオーガニックコスメ事業「DALI BALI(ダリバリ)」を立ち上げ、校内で事業を展開しました。
2018年11月〜12月にポーランドで開催された各国の首脳が集い地球温暖化問題を話し合う「気候変動枠組条約締約国会議(COP)」では、本会議に先立って開催される青年たちの会議「COY(Conference of Youth)」に参加するため、渡航費や宿泊費をクラウドファンディングで調達しました。

卒業後は帰国し慶應義塾大学に通う傍、オーガニックコスメのワークショップを開催して、日本の若い女性たちに向け、環境の大切さを啓蒙する活動をする予定です。

グリーンスクールとは

世界各国ならびに現地インドネシアの生徒たちに、朝から夕方までじっくりと学べる包括的な英語学習環境を提供します。本校では教室における統合的な言語スキル学習に加え、大自然とのつながり、様々な学習機会、実用的なスキル構築、屋外でのアドベンチャーなどの体験的学習要素を取り入れています。英語学習を希望する生徒たちに、インドネシア・バリ島ならではの豊かな文化と大きな自然環境、そして国際的に高い評価を得ているグリーンスクールバリのコミュニティの一員として、フルタイムで学習できる機会を提供します。

また、各国の首脳が地球温暖化問題について話し合うCOPで若い世代が議論するCOYに学生枠として招待を受けるなど、世界的に認められている高等学校です。

URL： https://www.greenschool.org/