「ともにつくる、新しき知覧茶」  鹿児島県の茶産地と東京・神奈川エリアで新しい日本茶ブームを 牽引する人々をつなぐコラボイベントを初開催〈実施レポート〉

南九州市茶流通対策協議会 クローズ型の知覧茶イベント「隣のお茶は、青い」

鹿児島県南九州市茶流通対策協議会が、2月18日、東京・原宿で現代の日本茶ブームを牽引している日本茶カフェ・レストランオーナーに対して、知覧茶の今を伝えるクローズドイベント「隣のお茶は、青い」を開催しました。当日はご招待した12組が集まり、日頃交流することのない生産者とカフェオーナーが活発に意見交換をする、非常に有意義な場となりました。

知覧茶の試飲と生産者との交流を愉しむ日本茶カフェオーナーの様子

知覧茶について: https://www.chirantea.com/?lang=ja

背景

市町村単位でお茶の生産量第一位を誇る、鹿児島県南九州市の「知覧茶」。その一方で、関東圏における知覧茶の知名度が低いのが現状です。首都圏から遠く離れた鹿児島県は、茶産地においては恵まれた環境下にありますが、流通に関しては決して好立地とはいえません。今回、一大茶産地として現状を打開すべく、エンドユーザーではなく、新しい形で日本茶を提供している方々に伝える運びとなりました。

目的

「ともにつくる、新しき知覧茶」を合言葉に、産地の生産者と来場者とのアイデアの共有や交流などのコミュニケーションを重視しました。また、16種のあらゆる煎茶品種と、紅茶、ギャバ発酵茶、烏龍茶、抹茶などの茶種を自由に試飲実験してもらい、知覧茶のファンになっていただくことを目指しました。

当日の様子

ご来場いただいた方からは、「日頃聞けない栽培に関することを生産者から聞けて勉強になった」「気になるお茶を自分の手で淹れることができて楽しかった」といった感想をいただきました。加えて、実際に「南九州市に足を運び、産地の視察をしたい」「今回試飲した茶種・品種を自身の店で取扱したい」という声を多数いただきました。

概要

イベント名:「隣のお茶は、青い」
日時   :2019年2月18日(月) 14時~17時
場所   :東京都・原宿「THINK OF THINGS」
ポイント :・業界初となる、茶産地が首都圏に出向き、関東の日本茶カフェ・
       レストランオーナー限定12組へ向けてクローズドイベントを実施。
      ・茶産地に暮らすU30の茶業技師、プランナー、デザイナーとの
       公民連携チームで企画運営。
      ・多様な16種の南九州市で生産された知覧茶を試し、
       産地の生きた情報・学びを得ることができるイベント。
      ・日本茶カフェ・レストランオーナー同士の交流の場としても
       機能するイベントとして構成。

今後の方針

今回のイベントでつながることができた首都圏の日本茶ニューカマーの方々との縁を大切にしながら、次年度以降、他の産地とは異なる、知覧茶独自の企画を実施します。

知覧茶の生産者の想いを伝えるトークセッション
鹿児島県・南九州市のU30公民連携チームで企画運営
会場の装飾は全部ハンドメイド。産地の茶葉をつかう。
日本茶カフェオーナーが知覧茶の試飲をしている様子。
スタッフと日本茶カフェオーナー
16種の知覧茶から、日本茶カフェオーナーが好みの茶種・品種を選び、試飲。
16種の知覧茶から気になる茶種・品種を選び、試飲した。
日本茶カフェオーナーが16種のあらゆる知覧茶を選ぶ。
16種の知覧茶から、日本茶カフェオーナーが好みの茶種・品種を選ぶ。
南九州市茶業課所属の茶業技師から知覧茶に対する想いが語られた。
プロ向けの知覧茶を紹介する冊子を製作した。
生産者と日本茶カフェオーナーとの交流の様子。
生産者が知覧茶への想いを語る様子。
生産者が知覧茶への想いを語る様子。
会場は原宿駅徒歩5分のコクヨ株式会社運営のTHINK OF THINGSスタジオ。
お茶菓子に準備したのは鹿児島の郷土菓子「かるかん」など。
南九州市茶業課所属の茶業技師から知覧茶に対する想いが語られた。
16種の知覧茶から、日本茶カフェオーナーが好みの茶種・品種を選び、試飲。1
16種の知覧茶から、日本茶カフェオーナーが好みの茶種・品種を選び、試飲。2
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