「バラの酵母菌」を活用した 赤ワインが今年も発売

２０２０年（令和２年）７月８日（水）

㈲ぬまくま夢工房（広島県福山市御船町１－１３－５）ほか27店
及び広島県福山市内酒販店並びに飲食店

2013年に㈲ぬまくま夢工房，福山大学，福山市商工課の産学官連携で発足された「福山バラの酵母プロジェクト」により，福山市園芸センターのバラからバラ酵母が生み出されました。福山市産のバラ酵母は安定した発酵力を持ち，2017年に初めてワインの酵母として使用され，昨年度はパン種として全国で発売されるなど，ワイン以外への展開も期待されています。

標高500mある世羅台地の気候風土に合わせ，備後産のマスカット・ベーリーＡを用いて，契約農家と二人三脚で作り上げた備後産赤ワインです。
産学官連携の「福山バラの酵母プロジェクト」により生み出された福山産のバラ酵母による醸造は今年で4回目となり，ぶどうの芳醇な香りと柔らかな酸味，果実由来の味わいを余すことなく引き出すことができました。