薄膜および印刷バッテリー世界市場が2017年までに12億1030万米ドル規模に
株式会社グローバル インフォメーションは、Markets and Marketsが発行した報告書「Thin Film and Printed Battery Market, Global Forecast & Analysis (2012 - 2017) (薄膜電池とプリンテッドバッテリーの市場、世界市場の予測と分析)」の販売を開始しました。
同市場調査レポートによると、薄膜および印刷バッテリーの全体市場規模は、2012年から2017年にかけて年平均成長率(CAGR)にて46.14%の伸びを示し、2017年までに12億1030万米ドルに達すると予測されています。
同調査レポートは、市場成長の促進要因、制限要因、およびビジネス機会など、さまざまな市場の動勢についての分析を提供しています。またそういった市場動勢とともに、同レポートは種々の市場パラメータ、すなわち、価格動向、市場シェア分析、バリューチェーン分析、また、持続性の確保を目指した主要企業の市場での最近の動きなどに対する深い読みを提示しています。そういった市場での動きとしては、企業間の合併、買収、新製品開発、共同研究、ジョイントベンチャーならびに企業提携などがあります。
薄膜および印刷バッテリー市場は、柔軟、軽量で、また極めて持ち運びやすい電力源を求めるOEM企業群からの高まる要求によって出現しました。こういった特性は小型で扱いやすい製品を作るためには是非とも必要なものです。現在は、薄膜および印刷バッテリーの市場は金額的にもまた生産量的にも大変小さなものです。数量的に規模が小さいのは当市場が成長段階の初期にさしかかったばかりだからという理由があります。また金額的には小さくても今後急成長するというシナリオが描けるのには二つの理由があります。ひとつはこの市場が商品化を開始したばかりのところにあるということ、また二つ目は、この市場分野に大企業が未だ進出していないことです。ほとんどの企業が研究機関からの分離独立組となっています。
この市場は技術、製品、用途、および地理的観点により分類することができます。技術分野で言えば、バッテリーに使用しているさまざまな構成部品の違いで市場を分類できます。製品分野に関しては、バッテリーの物理特性、すなわち、充電可能かどうかや電池電圧といった特性により分類されます。
薄膜および印刷バッテリーの用途市場は、商業的用途、工業的用途、ならびに一般消費者向け用途の3つに分類することができます。また各々は具体的な用途別にさらに細かく分類されます。上記調査レポートで取り上げられている具体的応用分野としては、小売業向け、医療向け、半導体向け、エネルギー・ハーベスティング用、RFIDやスマートカード用、ならびに新型エレクトロニクス機器用などがあります。同調査レポートはさらに、地理的に分けた市場分類も行っています。
市場調査レポート: 薄膜電池とプリンテッドバッテリーの市場、世界市場の予測と分析
Thin Film and Printed Battery Market, Global Forecast & Analysis (2012 - 2017)
http://www.gii.co.jp/report/mama249283-thin-film-printed-battery-market-global-forecast.html
出版日: 2012年08月28日
発行: Markets and Markets
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