【北海道東川町】歴史をつくった「技術」と「デザイン」を、名作椅子で表現する展覧会

織田コレクション『TECHNOLOGY AND DESIGN』展を7月2日まで開催

北海道 東川町では、7月2日(日)まで、せんとぴゅあⅠ ギャラリー1・せんとぴゅあⅡ家具デザインアーカイブスコーナーにて、『TECHNOLOGY AND DESIGN~技術がデザインを生み、デザインが技術を生み出した。』を開催しています。本展は、時代のエネルギーによって生み出された「技術」と「デザイン」のつながりの中で、デザイナーたちが探求した新たなデザインの形を、約40点の作品を紹介する展示です。

日本5大家具産地の一つである旭川家具の主要産地でもある東川町が企画する本展示は、町が所有する北欧家具コレクションである「織田コレクション」からセレクトして展示を行っています。

時代とともに生まれる新たな技術。名作と呼ばれるデザインは、いつの時代も新しい技術と新しい素材、そしてアイデアによって生み出されてきました。かつてオーダーメイドで作られていた家具は、産業革命を経てレディメイドへと移り変わり、第一次世界大戦後にはモダニズムの幕開けと共に大量生産の時代が訪れます。

デザイナーたちは時代に呼応するように、合板や鋼管といった新素材の利用を探求し、様々なひらめきと工夫によって革新的なデザインを完成させました。当時、人々の目に際立って新しく見えたそれらは、今なお時代を象徴する名作として、私たちの感性を刺激し、暮らしを豊かにしています。その一方、現代ではエコロジカルな面で向き合うべき様々な問題も抱えているのです。

このたびの展示では、時代のエネルギーによって生み出された「技術」と「デザイン」のつながりの中で、デザイナーたちが探求した新たなデザインの形を、約40点の作品とともにご紹介いたします。

開催概要

□展覧会:TECHNOLOGY AND DESIGN展~技術がデザインを生み、デザインが技術を生み出した
□会期:2023年4月1日(土)から7月2日(日)
□会場1:せんとぴゅあIギャラリー1
     ・開館時間:10:00-17:00
     ・休館日:月曜日(祝日の場合開館・翌日閉館)、年末年始(12.31-1.5)
□会場2:せんとぴゅあII家具デザインアーカイブスコーナー
     ・開館時間:9:00-21:00
     ・休館日:年末年始(12.31-1.5)
□主催:写真文化首都 北海道「写真の町」東川町

北海道 東川町の織田コレクションについて

椅子研究家の織田憲嗣氏が長年をかけて集積してきた研究資料を織田コレクションと呼びます。北欧モダンデザインをはじめ、近代デザイン史にも登場する世界各国の家具やテーブルウェアなどの日用品群を有します。とりわけ織田コレクションの中核をなす1,300脚を越える椅子は、デザインの系譜や変遷を俯瞰でき、1脚の椅子の背景から他の作品との相関関係までを網羅できる貴重な資料群です。北海道東川町では、織田コレクションの椅子を文化遺産と捉え、2016年から公有化しています。現在1,300脚を超える椅子の管理保管をしており、織田コレクションを常設するギャラリーでは一部を一般公開しています。


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