【名城大学】長野県南木曽中学校とのオンライン学習支援事前交流の開催!
2020年から名城大学(名古屋市天白区)の学生有志が、長野県木曽郡南木曽町の南木曽中学校の3年生を対象にオンラインによる学習支援を実施しています。
コロナ禍に始まった事業のため、対面では一度も会わないまま、オンラインで進められており、これまでに参加した学生からも「南木曽町に行って交流したい!」と直接中学生との交流を望む意見がありました。
そこで、オンライン学習支援の参加生徒募集が始まる前の9月5日に、本学学生13名と南木曽中学校の3年生34名でのオンライン学習支援に向けた交流会が、南木曽町立南木曽中学校にて行われました。今年度は、学びのコミュニティ創出支援事業「商業・社会科系教員を目指す学生の自主的学び」に参加している学生が中心となって、オンラインによる学習支援を実施します。
交流会では、南木曽町教育委員会 松下教育長より、本交流会についてのねらいや南木曽中学校の現状についてお話しいただいたあと、体育館へ移動し、交流会を開始しました。
最初に、南木曽中学校の生徒からの挨拶と南木曽町や南木曽中学校の紹介がありました。
次に大学生がレクリエーションとして、自己紹介ゲームとジェスチャーゲームを行い、最初は緊張気味だった大学生と中学生もゲームの回数を重ねるごとに沢山話すようになり、中学生が自ら大学生に話しかける場面も見られました。
レクリエーションの最後では、「ネットボール」というスポーツをグループに分けて行いました。バスケットボールと似ていますが、ルールやボールも異なっているので、ルールを理解するまでみんなで会話をしながら覚え、最終的にはゲームがスムーズに行えるまでになり、中学生の笑顔もたくさん見ることができました。
最後に、大学生から中学生へ「大学での1日」「受験について」「受験勉強のモチベーション」などをお話し、交流会は終了しました。
参加した学生からは、「教員になるためには準備が大切であることが分かった」「中学生の理解するスピードが速くて助かった」「中学生と大学生が関わることができる機会はあまりないので、教員を目指す上で今回の交流会はとても良い経験になった」など感想が聞かれました。