2018年上半期、一番売れた本。 『漫画 君たちはどう生きるか』 トーハン、日販、Amazonなど 各ランキングでも2018年上半期1位を獲得
株式会社マガジンハウス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:石崎孟※)が2017年8月24日(木)に発売し200万超の発行部数に達している『漫画 君たちはどう生きるか』(吉野源三郎・原作、羽賀翔一・漫画)は、2018年6月1日(金)発表のトーハン、日販、大阪屋栗田の各販売会社ランキングで上半期ベストセラー1位、またネット書店のAmazon和書ランキングも上半期ベストセラー1位を獲得しました。
オリコン株式会社が5月31日(木)に発表した「オリコンBOOKランキング」の上半期1位に続き、Amazonおよび全国の書店様の売上をまとめた各販売会社のランキングで1位を獲得したことで、名実ともに「2018年上半期一番売れた本」となりました。
漫画版と同時発売した小説・新装版『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎 著)も「オリコンBOOKランキング」5位をはじめ各ランキングの上位を獲得しています。
※崎は正しくは「タツサキ」
およそ9ヶ月という稀にみるスピードで、200万超という驚異的な発行部数に達した『漫画 君たちはどう生きるか』が各ランキングでベストセラーの上半期1位を獲得した背景には、テレビ、新聞、ラジオ、WEBでの紹介で、「生きる上で大切なことを、考えさせてくれる」本であると思って購入した読者がさらに、子ども、孫、友人、同僚…など周囲の人にも読んで欲しいと伝えてくれたことが大きかったようです。教育現場でも、2017年11月には「全国学校図書館協議会選定図書」、2018年5月には公益社団法人日本PTA全国協議会推薦となり、道徳の授業のテキスト、読書感想の課題図書、新入学生、卒業生へのプレゼントとしての活用が増えています。
81年前に書かれた『君たちはどう生きるか』は漫画版、小説・新装版という新しいスタイルで、これからも何世代、何世紀にわたり、私たちに生きるヒントを与えてくれる永遠のベストセラーになることは間違いありません。
『漫画 君たちはどう生きるか』特設サイト
https://s.magazineworld.jp/books/kimitachi/
オリコン、Amazonなどの各ランキングで2018年上半期1位を獲得した「漫画 君たちはどう生きるか」書影
『君たちはどう生きるか』とは
第二次世界大戦直前の1937(昭和12)年に発行された本書は、児童文学者、編集者であり岩波少年文庫の創設にも尽力した吉野源三郎が、ヒューマニズムに根差し、自分の頭で考えられる子どもたちを育てたいという想いを持って「日本少国民文庫」シリーズの一つとして刊行した物語です。主人公の中学生“コペル君”が、日々直面する様々な問題と取り組むなかで、友人との関係、ものの見方、真実、勇気について、“おじさん”からアドバイスを受けながら考え、学んでいく姿が書かれています。当初も少年少女に向けて書かれたものでしたが、世代を越えて大人たちからも多大な共感を得ています。
■原作:吉野源三郎(よしの げんざぶろう)
編集者・児童文学者。1899(明治32)年~1981(昭和56)年。雑誌『世界』初代編集長。岩波少年文庫の創設にも尽力。
■漫画:羽賀翔一(はが しょういち)
1986年8月18日生まれ、茨城県出身。学習院大学卒。2010年『インチキ君』で第27回MANGA OPEN奨励賞受賞。2011年に『ケシゴムライフ』をモーニングで短期集中連載し、2014年には単行本発売。大ヒットを記録した『嫌われる勇気』の挿絵をはじめ、沖縄出身バンド7!!(セブンウップス)のアルバムジャケットなど多方面でも活躍。2017年8月に発売された『漫画 君たちはどう生きるか』(原作:吉野源三郎)は、現在200万部を突破している。2018年3月、『ケシゴムライフ』と『昼間のパパは光ってる』新装版をそれぞれ発売(マガジンハウス)。
【商品概要】 2018年6月1日現在
漫画版 25刷 205万部
●商品名 :『漫画 君たちはどう生きるか』
●著者 :吉野源三郎 原作、羽賀翔一 漫画
●ISBN :978-4-8387-2947-0 C0030
●発売日 :2017年8月24日(木)
●判型・頁:A5判 342ページ
●定価 :本体1,300円(税別)
小説・新装版 22刷 50万部
●商品名 :『君たちはどう生きるか』
●著者 :吉野源三郎
●ISBN :978-4-8387-2946-3 C0030
●発売日 :2017年8月24日(木)
●判型・頁:四六判、318ページ
●定価 :本体1,300円(税別)
漫画版、小説・新装版共通
●出版社:株式会社マガジンハウス
●全国の書店、ネット書店で販売中
https://magazineworld.jp/books/
主人公・コペル君と叔父さん、友人
文字も大きく、レイアウトも読みやすい小説・新装版も教育現場での採用・活用が増えています。