中国の有機シリコン産業は2011年に市場が落ち込み、今後数年も供給過剰の影響が予測されます。
株式会社グローバル インフォメーションは、ResearchInChinaが発行した報告書「Global and China Organic Silicon Industry Report, 2011-2012 (世界および中国の有機シリコン産業:2011年~2012年)」の販売を開始しました。
中国の有機シリコン産業は2011年、供給過剰などの影響より、市場が落ち込みました。中国の有機シリコン生産能力は2011年に180万トンとなり、うち126万トンが有機シリコンモノマーとなっています。有機シリコンモノマーの生産能力はさらに80万トン増加する見込みで、今後数年は過剰生産能力の問題が残ると推測されております。
2011年、有機シリコンモノマーの価格低下をうけ、BluestarNew Chemical Material社、Zhejiang XinanChemical Industrial Group社などの有機シリコンモノマーメーカーにおいては利益の低下が見られましたが、Hubei HuitianAdhesive Enterprise社、Chengdu GuibaoScience and Technology社などの有機シリコン加工品メーカーにおいては、高い利益率を維持しております。このことから、中国の有機シリコン産業への投資は下流部門(最終製品)へ移行しつつあるといえます。
当レポートでは、中国および世界の有機シリコン産業について、市場概況、市場予測、貴競合状況を企業プロファイルと共にまとめております。
市場調査レポート: 世界および中国の有機シリコン産業:2011年~2012年
Global and China Organic Silicon Industry Report, 2011-2012
http://www.gii.co.jp/report/rinc244384-global-china-organic-silicon-industry-report-2011.html
出版日: 2012年06月
発行: ResearchInChina
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