「INAMORI ミュージック・デイ 2023」を 京都府内で2023年10月・11月に開催
公益財団法人稲盛財団(理事長:金澤 しのぶ)は、2023年10月・11月に京都府内で「INAMORI ミュージック・デイ 2023」を開催します。今年は指揮者の坂入 健司郎さん、チェリストの佐藤 晴真さんをお招きし、京都コンサートホールにて京都市交響楽団と共演するほか、京都府立西舞鶴高等学校でのコンサートと演奏指導を行います。また、京都市京セラ美術館では京都市交響楽団のメンバーによるミニコンサートも開催し、一連のイベントを通してより多くの方々が音楽と出会う機会を創出することを目指しています。
稲盛財団ホームページ: https://www.inamori-f.or.jp/230802
「INAMORI ミュージック・デイ 2023」イベント概要
- 「INAMORI ミュージック・デイ 2023」コンサート in 京都コンサートホール
新進気鋭の音楽家2人が京都市交響楽団と共演します。出演者と聴衆の間で音楽を通じてそれぞれの思いやストーリー、感情が響き合う場を創ります。
日時 :2023年11月3日(金・祝)14:00開演
※13:30頃から指揮者による「プレトーク」あり
会場 :京都コンサートホール 大ホール
料金 :2,000円(税込み)
※中高生を対象に300名を無料招待
(詳細は添付チラシ裏面をご参照ください)
出演 :坂入 健司郎(指揮)・佐藤 晴真(チェロ)・京都市交響楽団
曲目 :林光:吹きぬける夏風の祭り
ラヴェル:道化師の朝の歌
ラヴェル:古風なメヌエット
ラヴェル:ボレロ
申し込み方法:添付チラシ表面をご参照ください
- 「INAMORI ミュージック・デイ 2023」ミニコンサート at 京都市京セラ美術館
文化芸術の発信拠点の一つである美術館でアンサンブルの演奏を行うことにより、音楽と美術、二つの芸術との遭遇が楽しめる機会を創出します。
日時:2023年10月15日(日)、17日(火)、24日(火)11:00、13:00開演
(各日・各回30分公演)
会場:京都市京セラ美術館 中央ホール
料金:無料・申し込み不要
出演:京都市交響楽団
- 「INAMORI ミュージック・デイ 2023」スクールコンサート&レッスン
今注目の若手音楽家の演奏と言葉から刺激を受け、未来への展望について触発される機会を創ります。
今年は10月31日(火)に京都府立西舞鶴高等学校にて指揮者の坂入 健司郎さんとチェリストの佐藤 晴真さんが全校生徒に向けたコンサートと吹奏楽部への演奏指導を行います。
出演者プロフィール
坂入 健司郎
慶應義塾大学卒業。指揮法を井上道義、小林研一郎、三河正典、山本七雄各氏に、チェロを望月直哉氏に師事。また、ウラディーミル・フェドセーエフ氏、井上喜惟氏と親交が深く、指揮のアドバイスを受けている。2008年より東京ユヴェントス・フィルハーモニーを結成し、J.デームス氏、G.プーレ氏、舘野泉氏ほか世界的なソリストと共演。15年、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンへ出演。MOSTLY CLASSIC誌「注目の気鋭指揮者」にも推挙された。16年、川崎室内管弦楽団の音楽監督に就任。18年には東京シティ・フィルに初客演、オルフ「カルミナ・ブラーナ」を指揮。マレーシア国立芸術文化遺産大学に客演するなど海外での指揮活動も行った。20年、日本コロムビアの新レーベルOpusOneよりシェーンベルク「月に憑かれたピエロ」をリリース。これまでに大阪響、読響、日本フィル、新日本フィル、神奈川フィル、仙台フィル、名古屋フィル、愛知室内、大阪フィル、京響などへ客演を重ねている。
佐藤 晴真
実力・人気を兼ね備えた若い世代を代表するチェリスト。2019年、長い伝統と権威を誇るミュンヘン国際音楽コンクール チェロ部門において日本人として初めて優勝して、一躍国際的に注目を集めた。18年にはルトスワフスキ国際チェロ・コンクール第1位および特別賞を受賞。ほかにも、第83回日本音楽コンクール チェロ部門第1位および徳永賞・黒柳賞など受賞多数。バイエルン放送響をはじめ国内外の主要オーケストラと共演しており、リサイタル、室内楽でも好評を博している。20年11月、名門ドイツ・グラモフォンよりデビューアルバムとなる『The Senses~ブラームス作品集~』をリリースし、第13回CDショップ大賞2021クラシック賞を受賞。今春、待望の3rdアルバム『歌の翼に~メンデルスゾーン作品集』がリリースされ、話題を集めている。第18回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第30回出光音楽賞、第32回日本製鉄音楽賞受賞。21年度文化庁長官表彰(国際芸術部門)。現在は、ベルリン芸術大学在学中。使用楽器は宗次コレクション貸与のE.ロッカ1903年。
京都市交響楽団
1956年に創立し、日本で唯一、自治体が設置し、運営に責任を持つオーケストラ。2015年、第12代常任指揮者の広上淳一とともに「第46回サントリー音楽賞」受賞。同年6月、広上淳一指揮のもとヨーロッパ公演で成功を収めた。17年「第37回音楽クリティック・クラブ賞」本賞等受賞。20年4月、第13代常任指揮者兼芸術顧問に広上淳一(22年3月まで)、首席客演指揮者にジョン・アクセルロッド(23年3月まで)が就任。08年4月から22年3月まで14 年間にわたり常任指揮者を務めた広上淳一のもとでは、数々の名演を生み出して黄金時代を築き上げた。23年4月から第14代常任指揮者に沖澤のどかが就任。さらに24年4月からは首席客演指揮者にヤン・ヴィレム・デ・フリーントが就任予定。京響は今、文化芸術都市・京都にふさわしい「世界に誇れるオーケストラ」として更なる前進を図っている。