明治大学研究フォーラム「メタンハイドレートの環境インパクトと先史人類社会」8月6日(日)駿河台キャンパスで開催
明治大学研究・知財戦略機構は、明治大学研究フォーラム「メタンハイドレートの環境インパクトと先史人類社会」を8月6日(日)、駿河台キャンパスにて開催いたします。
本フォーラムは、本学の研究成果を社会に還元する一環として土屋恵一郎学長(研究・知財戦略機構長)発案の下、開催いたします。メタンハイドレート、ご存知でしょうか?
我が国の海域に分布し、新しい資源としての活用が期待されている燃える氷です。メタンハイドレートは、昨日今日で生成したものではなく、数百万年という時間スケールで、生成と気候変化にともなう大規模崩壊を引き起こしながら、今、皆さんの目に触れています。その間、地球環境へ与えた影響、特に温暖化と人類の適応については縄文時代の研究にヒントがありそうです。ぜひご来場いただき、ご一緒に環境と人類の相互作用について考えてみませんか。
『メタンハイドレートの環境インパクトと先史人類社会』
日時8月6日(日) 13:00~17:00 (開場12:30)
事前申込不要・参加費無料・入退場自由
会場駿河台キャンパス リバティタワー1階1013リバティホール ・紫紺ホール(エントランス)
プログラム◇開会挨拶 13:00~13:10
◇個別発表 13:10~15:30
1「メタンハイドレートは地球環境の変動といかに関わってきたか?」
松本 良 (研究・知財戦略機構 特任教授、ガスハイドレート研究クラスター代表)
2「日本海の海底から吹き出すメタンガスの行方」
戸丸 仁 (研究・知財戦略機構 客員研究員、千葉大学大学院理学研究院 専任准教授)
3「海洋観測による海面からのメタン放出評価:ガスプルームによる大気の影響」
青木 伸輔 (大学院農学研究科 博士後期課程)
4「陸域からのメタン放出」
登尾 浩助 (農学部 専任教授)
5「暖かな海と森の文化・縄文-ヒトは温暖化にどう適応したか-」
阿部 芳郎 (文学部 専任教授、黒耀石研究センター長)
6「人類進化のなかの縄文人:人骨の化学成分でみる温暖化への適応」
米田 穣 (東京大学総合研究博物館 専任教授)
◇パネル討論(質疑応答) 15:45~16:30
◇閉会挨拶 16:30
★ポスタープレゼンテーション 13:00~17:00