鍵井靖章 写真集『wreath(リース)』 4月17日(月)発行
鮮烈な海の碧、輝くサンゴと色鮮やかな魚たち。 モルディブの美しい海を、独特の色彩と気持ちのいい構図で表現した写真集。
日経ナショナル ジオグラフィック社(代表:中村尚哉、所在地:東京都港区白金)は、鍵井靖章著『wreath(リース)』を2017年4月17日(月)に発行します。 本書は、今年、日本との国交50周年を迎えるモルディブの美しい海を、ダイナミックに、そして極上の色彩で捉えた写真集です。鮮烈な海の碧、赤やピンクに輝く珊瑚礁、優雅に泳ぐ魚たちや、色鮮やかな海の生き物など、目を奪われるほどの景色は、日常を忘れて見入ってしまう、まるで夢を見ているような錯覚にとらわれます。「生き物たちの何気ない素顔を撮影したい」という著者は、魚たちを驚かすことなく、生き物のありのままの表情を写しだします。そして写真には、水中撮影時に無着底を心がけているという著者の、海や自然を愛する気持ちも存分に表現されています。
生き物たちが躍動する、雄大で美しい海中世界。ジンベイザメやタイマイなど大型の生き物から、目を凝らして見る小さな魚たち。水中写真を撮り始めて25年。海に魅了された人気写真家が表現する、究極の海中世界がここにあります。
赤道をまたいで26の環礁、約1200の島々が美しく並んでいるのが、モルディブの海。その姿は「島々の花輪」と呼ばれ、これが国名の語源になったともいわれます。
鍵井靖章 写真集『wreath(リース)』
2017年4月17日発行/定価1,600円+税/96ページ/ソフトカバー
サイズ:A5判(天地205mm×左右148mm)/オールカラー
日経ナショナルジオグラフィック社
写真・文 鍵井靖章(かぎい やすあき)
1971年、兵庫県生まれ。水中写真家。
大学在学中に水中写真家・伊藤勝敏氏に師事する。
1993年よりオーストラリア、伊豆、モルディブに拠点を移し、水中撮影に励む。1998年に帰国。フリーランスフォトグラファーとして独立。
自然のリズムに寄り添い、生き物に出来るだけストレスを与えないような撮影スタイルを心がける。3.11以降は、岩手県の海を定期的に記録している。2013年、2015年に「日経ナショナルジオグラフィック写真賞」優秀賞を受賞。