スポットワークを「やってみたい」働く女性は約7割。理由は「収入を増やしたい」が1位/『女の転職type』が働く女性にアンケート【第105回】

株式会社キャリアデザインセンター(本社:東京都港区 代表取締役社長兼会長:多田 弘實)が運営する、女性の転職に特化した転職サイト『女の転職type』は働く女性554名を対象に「スポットワーク」についてアンケートを実施しました。
正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、女性のリアルな仕事観を調査する【データで知る「女性と仕事」】を定期的に行い、女性の働く環境の実態を公開しています。

▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-105/

調査結果抜粋

★社会人になってからのスポットワーク経験「ある」は約2割
★スポットワーク「やりたい」派は約7割
★やりたい理由は「収入を増やしたい」が約9割
★やってみたい仕事は「データ入力・事務」、一方「肉体労働」は少数派

【Q.1 社会人になってから、スポットワークをしたことはある?】

『女の転職type』会員に、社会人になってからのスポットワーク経験の有無を聞いたところ、「ある」23.5%、「ない」76.5%と、ない人が大幅に多い結果となりました。

ビジネスパーソンにとって「スポットワーク」はあまり身近な存在ではないことがわかります。

※スポットワークとは、自分のすきま時間に合わせて働く、短時間・単発の仕事のことと定義しています。

【Q.2どんなスポットワークをした経験がある?】

※Q.1で「ある」と回答した人のみ ※複数回答あり

スポットワーク経験がある人に、どのようなスポットワーク経験があるかを聞いたところ「販売・接客」「軽作業(梱包・発送など)」36.2%が同率1位でした。

「その他」には、「オンラインモニター」「皿洗い」「草むしり」など専門的な知識・スキルがなくともできる作業、「介護」「保育」といった資格や特技が活かしやすい仕事など多彩な回答が集まりました。

【Q.3 スポットワークしたことを会社に報告した?】

※Q.1で「ある」と回答した人のみ

スポットワーク経験がある人に、スポットワークをしたことを会社に報告したかを聞くと「報告していない」80.6%、「報告した」19.4%でした。

スポットワークを会社に報告しないことについて、就業規則に違反していないのであれば問題ありません。今回の結果を踏まえると、従業員の労働状況を把握できていない企業が一定数あることが考えられるため、スポットワーク勤務者は本業とスポットワークによって過重労働にならないよう、自身で管理する必要があるかもしれません。

【Q.4 今後スポットワークをやりたい?】

今後スポットワークをやりたいかという質問には、「ぜひやりたい」「機会があればやりたい」のやりたい派が72.0%だったのに対し、「あまりやりたくない」「絶対やりたくない」のやりたくない派が28.0%とやりたくない派を大きく上回る結果となりました。

実際にスポットワークを経験したことがある人は少数派ですが、興味がある・やりたいと感じている人は多いようです。

【Q.5どんなスポットワークがやりたい?】

※Q.4で「ぜひやりたい」「機会があればやりたい」と回答した人のみ ※複数回答あり

スポットワークをやりたいと感じている人に、どんなスポットワークがやりたいかを聞いたところ「データ入力・事務」が68.2%と圧倒的に多く、「軽作業(梱包・発送など)」35.1%、「イベントスタッフ」29.1%、「デザイン・クリエイティブ」29.1%と続きました。その他には、「オンラインで解決できるもの」や「在宅ワーク」など、家でできる仕事が挙げられていました。

一方で「フードデリバリー」や「肉体労働(引越し・警備など)」など、体力が必要な仕事は少数派でした。

【Q.6スポットワークがしたい理由は?】

※Q.4で「ぜひやりたい」「機会があればやりたい」と回答した人のみ ※複数回答あり

スポットワークをしたいと感じる理由は「収入を増やしたい」85.0%が圧倒的に多く、2位「すきま時間を有効活用したい」49.9%でした。

スポットワークは基本的に単発・短時間の仕事が多いため、スポットワークで生計を立てるのは難しいですが、本業+αの収入を得たい人にとって注目度が高い働き方であることがうかがえます。

【Q.7 スポットワークをやりたくない理由は?】

※Q.4で「あまりやりたくない」「絶対やりたくない」と回答した人のみ ※複数回答あり

一方で、スポットワークをやりたくない理由としては「面倒、疲れる」49.7%、「プライベートを優先したい」45.2%が多い結果となりました。

その他の回答には「余力が無い」「自分には二足の草鞋は無理」など、体力的・スキル的にキャパシティがないことを理由として挙げる人が目立ちました。

【Q.8 職場にスポットワークをしている人はいる?】

職場にスポットワークをしている人がいるかを聞いたところ「わからない」と答えた人がもっとも多く61.0%でした。

Q.3の結果からもわかるように、スポットワークをしていても会社に報告しない人が多数のため、「わからない」と回答した人が多い結果となったのかもしれません。

▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-105/

※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
※本調査は「女性」と性自認している方を対象に調査を行っております。

近年様々な業界で話題になっているスポットワーク。財務省のデータ(https://www.mof.go.jp/public_relations/finance/202412/202412l.pdf)によると、スポットワーク登録者は2023年から2024年にかけておよそ2倍以上の推移で増加していることが分かっています。今回行った女の転職type会員への調査では、スポットワークをしたことがある人は23.5%、今後スポットワークをしたいという人は72.0%とかなり多く、スポットワークへの関心度の高さが伺えます。

スポットワークをやりたい理由としては、「収入を増やしたい」が85.0%と最も多く挙げられました。以前女の転職typeで行った「節約してる?」の調査(https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-96/)でも「収入が少ない」「物価が上がっている」「生活に余裕がない」といった理由から節約をしている人が多く、「今よりも生活に余裕を持ちたい」という人がスポットワークに興味を持っていると推察できます。

今後やってみたいスポットワークとしては「データ入力・事務」の人気が高く、反対に体力仕事は極めて人気が低いことが分かりました。女の転職typeに掲載されている求人もリモートワークの求人が非常に人気です。スポットワークについても在宅かつPCを使う仕事が人気な点は、仕事選びで共通していると言えます。

スポットワークは隙間時間で気軽に取り組むことができ、収入を得られるメリットはあるものの、本業に支障がでないよう体力や時間管理は必要です。スポットワークに割く時間を、本業に関連した資格の取得や勉強に充てる方が、長期的に見たら収入増につながることもあります。会社の就業規則を確認したり、年間20万円を超える副収入は確定申告の対象になる点にもご注意を。単発な仕事であっても労働条件はしっかり確認し、慎重な仕事選びをしてほしいと思います。

■調査内容:第105回「スポットワークについて」 / データで知る「女性と仕事」

・調査期間:2025年3月7日~3月23日
・有効回答数:554名
・調査対象:女の転職type会員
・調査方法: Web上でのアンケート

■データで知る「女性と仕事」一覧

働く女性を取り巻く環境や課題について定期的にアンケートを実施しており、さまざまな調査結果をご覧になれます。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/

■『女の転職type』とは

正社員で長く働きたい女性のための転職サイトです。未経験から正社員になれる求人、プライベートも充実できる残業が少ない求人、仕事と育児を両立できる求人など、女性に人気の求人を多数掲載。充実したマッチング機能で、自分に合った仕事を見つけることも簡単です。
https://woman-type.jp/

■株式会社キャリアデザインセンター 会社概要

代表者  :代表取締役社長兼会長 多田 弘實
本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂 3-21-20 赤坂ロングビーチビル
資本金  :5億5866万円
設立   :1993年7月8日
従業員数 :835名(2024年9月30日現在)
事業内容 :
・キャリア転職の専門情報サイト『type』『女の転職type』等の運営
・転職フェアの開催
・人材紹介事業(厚生労働大臣許可 13-ユ-040429)
・質の高い就職活動を情報誌、イベント、情報サイト、人材紹介で支援する『type就活』サービス
・IT業界に特化した人材派遣サービス『type IT派遣』(厚生労働大臣許可 派13-315344)
・Webマガジン『エンジニアtype』『Woman type』『20’s type』の企画・編集・運営
など、企業の採用活動をサポートする総合的なソリューションサービスを提供

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『女の転職type』事務局
担当者名:柳・神武
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