必要な部分だけをM&Aアドバイザーに委託する買収者が増加中  丸投げをしないために買収者が知るべき M&A買収プロセスの実践支援セミナーを開講

M&Aアドバイザーへの丸投げによる企業買収に変化の兆し

一般財団法人日本M&Aアドバイザー協会(本社:東京都台東区、代表理事/会長:大原 達朗、以下「JMAA」)が中小企業のM&Aの買収側に向けた新しいセミナー「M&A買収プロセスの実践支援セミナー」の提供を開始します。

M&A買収プロセスの実践支援セミナー

セミナー提供に至る背景

JMAAが10年以上にわたり提供しているM&A実務スキル養成講座( https://www.jma-a.org/adviser/jma-k )は、もともとM&Aアドバイザーを目指すための講座でしたが、近年、中小企業のM&A買収者の受講が増えています。

増加の主な理由は以下となります。
(1)M&Aの実務的な流れを理解する
(2)M&Aアドバイザーに買収のための業務を委託するに際し、
  M&Aアドバイザーの業務を理解しておく
(3)上記(1)と(2)を理解することで、自社で実施する工程を増やし、
  M&Aアドバイザーへ委託する業務を減らす(買収に要するコストの削減)
特に(3)が理由による増加が多くなりつつあります。

しかし、M&A実務スキル養成講座の主眼は“M&Aアドバイザーになること”となり、受講料も高額であることから、(3)を目的とした買収者の中には受講を躊躇するケースも散見されていました。

そこで、この度、M&Aアドバイザーへ委託する業務を減らすためにするべきセミナーとして、「M&A買収プロセスの実践支援セミナー」の提供を開始します。

M&A買収プロセスの実践支援セミナーの内容(構成)

(1)1時間程度の動画を視聴することにより
・買収目的を確認(何を達成するための買収なのか?何を避けるための買収なのか?買収の目的の確認)
・M&Aの成功要因の本質は、買収者の(売却者を上回る)経営力
・M&Aの種類(100%取得だけではない、様々なM&Aの形)
・M&Aを行う際の具体的チェックポイント(案件探索・ビジネスデュー・デリジェンスなど自社でできること、および外部に任せること)
などを学習することによってM&Aを行うことの戦略的な整合性と目的の確認、どのような形のM&Aを選択すべきか、自社で注力すべきこと、M&Aアドバイザー他専門家に外注すべきことの区分け(買収コストの削減)を理解することを目指します。

(2)動画の視聴後、JMAAの理事らによる1時間程度の個別相談会・質疑応答を行います。

今後の展開

中小企業のM&Aは、今後も増加し続けていくことが予測されます。
JMAAでは公正で、健全な中小企業のM&Aサービスとプロセスの認知向上及び市場の拡大に今後も寄与して参ります。
また、今回のM&A買収プロセスの実践支援セミナーに続き、近日、売却者に向けたM&A売却プロセスの実践支援セミナーもリリース予定です。

JMAAについて

JMAAは、2010年に設立された一般財団法人です。M&A(企業の合弁・買収)という言葉は、未だに誤解を多く招きますが、事業承継という観点では、これからの日本でも重要な社会問題を解決する有効な手段です。事業を承継してもらいたい方と、事業を引継ぎ、継続、発展させたい方の双方が友好的に成約する環境を整備することが、当協会の使命です。

法人概要

名称  : 一般財団法人日本M&Aアドバイザー協会
代表理事: 大原 達朗
所在地 : 〒110-0016 東京都台東区台東1-30-3 YOKビル4階
設立  : 2010年8月
事業内容: ・M&Aや経営に関連する知識の啓蒙と普及
      ・M&Aや経営に関連する調査、研究及び情報の提供
      ・M&Aや経営に関連する書籍の発行
      ・国内外のM&A関係機関との交流
      ・M&Aや経営に関連する教育講座及び資格認定試験の実施
URL   : http://www.jma-a.org

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