社会課題の解決に向けた最大3億円の支援制度　ソーシャルイノベーター7人が決定

2017-07-31 12:00

公益財団法人日本財団(所在地：東京都港区、会長：笹川陽平)は、ソーシャルイノベーションの創出に取り組む革新的な人材を全国から募り、228件の応募の中から、書類審査および面接審査により7人のソーシャルイノベーター(以下 SI)を決定しました(公募期間：2017年4月17日～5月19日)。

日本の社会課題は、社会構造の変化を背景に高度化・複雑化しており、行政やNPO等による単独のアプローチでは解決が困難になっています。今日の山積する社会課題を解決するには、セクター(行政、企業、NPO等団体、研究機関、その他)の垣根を越えて協働することが必要です。SIとは、新たな発想と明確なビジョンで、セクターを超えたチームを組成し、社会課題の解決に向けて失敗を恐れずに活動を推進できるリーダーのことです。

7人には、1人あたり上限500万円を支援します。さらに、7人の中から、11月に開催する「日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2017」(※)でのプレゼンなどを経て、12月に行うソーシャルイノベーションアワード授賞式で、特に将来性のある取り組みを行うSI 3人を選出し、最優秀賞1人に年間上限1億円を3年間(計3億円)、優秀賞2人には年間上限5,000万円を3年間(計1.5億円)支援します。

決定したSIは別添をご覧ください。個別取材など、ご取材を希望される場合はご連絡ください。

※「日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2017」

高度化・複雑化する社会課題とその解決方法について議論する20を超える分科会や、SIらによるプレゼン、多彩なスピーカーによるシンポジウムなど様々なプログラムを用意しています。2016年度は、のべ2000人以上が来場しました。7月31日から超早割チケットを発売します。