飲食店の食サブスクで生活困窮者を支援する「イーデリ」 弁当配布数が8,000個を突破
株式会社フォーシックス(本社:大阪府大阪市、代表取締役:柳川 誉之)が運営する居酒屋「てつたろう」は飲食店持続化のための支援と生活困窮者への支援を同時に行う「イーデリ(EAT&DELIVER)」を2021年7月から本格的にリリースし、2023年3月で弁当配布数が8,000個を超えました。
イーデリとは?
イーデリとは食サブスクリプションと寄付による社会貢献を組み合わせたプロジェクト。
イーデリの応援者はお店が発行する1か月の間に定額範囲で飲食を楽しめる定額リターン3,000円・5,000円・10,000円からランクを選択。もし期限内に利用がなかった場合、その未使用分のリターンを翌月に弁当や食材に変えて、支援を必要とする方々に直接またはNPO団体を通じて届けます。応援者自身が飲食店で食事すること、または誰かの命を救うことを選択できます。
2021年1月から試運転でテストを行い、2021年7月から正式スタートしました。これまで、ホームレス支援団体や自殺防止センター、こども食堂などのNPO団体と連携し、2020年実施のクラウドファンディングで配布した弁当と合算した累計が8,000個を超えました。
イーデリ誕生の背景
2020年4月緊急事態宣言が発令された際に、「ネガティブな気持ちになっても温かい食べ物さえあれば、死を選ぶ前に踏みとどまらせるきっかけを作れる」という思いから、「てつたろう」オーナーである柳川 誉之は生活困窮者へのお弁当の無償配布に取り組んでいました。
費用はクラウドファンディングで賄っていましたが、資金が尽きる頃でも厳しい状態の人は増え続けていたため、継続するために飲食店と生活困窮者を同時に、且つ持続可能な支援する仕組み「イーデリ」プロジェクトを発足させました。
居酒屋「てつたろう」とは
株式会社フォーシックスが運営する居酒屋。2016年1月大阪の梅田中崎町に開店。障害者雇用を積極的に取り入れ、障害者、高校生、高齢者など様々な従業員が20名ほど働いている。家族愛を元に様々な人の居場所を創り、自殺者を減らすことを目指す。地域やNPO法人との連携を行い、地域で路上生活者への夜回りや弁当配布の活動を続け、児童養護施設の退所者らにも支援の手を広げている。2017年に大阪市から「女性活躍チャレンジ企業」として認証。2018年にホワイト企業アワード受賞。2022年12月には大阪府の「孤独・孤立フォーラム」にてイーデリの事例紹介で登壇。
ホームページ https://tetsutarou.com/index.html
会社概要
株式会社フォーシックス
代表者 : 代表取締役 柳川 誉之
所在地 : 〒530-0015 大阪府大阪市北区中崎西3-3-15
設立 : 2013年1月
事業内容: ・大阪市北区で海鮮居酒屋てつたろうを運営。
てつたろうは、社会起業家が集まる店として認知されています。
顧客と飲食店と社会課題を繋げるイーデリを考案し、
NPOと連携して北区内の路上生活者へ
弁当を配布するなど社会貢献型の居酒屋です。
資本金 : 300万円
URL : https://forsix.jp