【名城大学】電動キックボードの交通安全教室を開催

「正しい知識やルールを学び、交通安全意識の向上を」と天白警察署が企画

電動キックボードに試乗する学生
電動キックボードに試乗する学生

2023年7月の改正道路交通法施行に伴い、一定の要件を満たせば16歳以上が免許不要で運転ができるようになった電動キックボードなど「特定小型原動機付自転車」の交通安全講習会が5月21日、天白キャンパスで開催されました。学生たちが実際に電動キックボードに試乗して正しい知識や交通ルールを学びました。

約40人が試乗 「思ったよりスピードが出て、ちょっと怖かった」という学生も

大学生は交通安全教室などで電動キックボードについて学ぶ機会が少ないことから、新入生も含めて正しい使い方や交通ルールとマナーを学んで交通安全意識の向上を図ってもらおうと、愛知県警天白署が改正道交法の施行直後の2023年7月に続いて本学天白キャンパスで企画し、本学の学生団体「ボランティア協議会」が協力しました。

約40人が試乗
約40人が試乗

昼休みを利用して開かれた講習会では、初めにボランティア協議会の三浦真人さん(理工学部2年)が、天白署の協力を得て作成した「特定小型原動機付自転車の安全利用」と題したスライドを使い、三択のクイズも交えて特定小型原動機付自転車の種類や電動キックボードの最高速度、走行モードを知らせる最高速度表示灯の色などを説明しました。

続いて、ヘルメットをかぶった学生たちが天白署員に操作の方法や安全な乗り方などを教わった後、電動キックボードに乗って新体育館とタワー75の間に設けられたコースを次々と走行しました。この日は約40人が試乗し、すぐに操作や運転に慣れてスイスイと走る学生もいれば、うまく曲がれずにコースから外れたりする学生もいました。

経営学部2年の女子学生2人組は「初めて乗りましたが、思った以上にスピードが出てちょっと怖かったです」と振り返っていました。天白署交通課の雪下雅博課長は「電動キックボードの正しい乗り方や知識を理解しないまま公道を走り、実際に事故が起きています。これからも正しい知識やルールの周知を図っていきます」と話していました。

安全な利用法を説明する三浦さん(左)
安全な利用法を説明する三浦さん(左)
職員も体験
職員も体験

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