イー・ウェイブ・ソリューションズと日本オラクルが協力して電子調達ソリューション分野で協業
イー・ウェイブ・ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区芝5-31-19 田町全日空ビル5F、代表取締役社長:加藤 正人)と日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区紀尾井町4-1、代表取締役社長:新宅 正明)はBtoBにおけるインターネット購買・調達ソリューションを協力して展開することを目的に、ソフトウェアの相互連携を保証するCAI契約を締結、2001年8月7日にイー・ウェイブ・ソリューションズの『SeeDo://Internet調達』がCAI認定を受けたことを発表します。
同CAI契約はイー・ウェイブ・ソリューションズのインターネット購買・調達を構築するソフトウェア『SeeDo://Internet調達』と日本オラクルのEビジネスアプリケーション群「Oracle E-Business Suite 11i」のインターネット購買・調達モジュール「Oracle Internet Procurement」との連携保証を目的としたものです。イー・ウェイブ・ソリューションズは『SeeDo://Internet調達』を本年2月より提供しております。同社と日本オラクルは、需要が拡大するインターネット購買・調達ソリューションへの対応強化に向けて『SeeDo://Internet調達』と「Oracle E-Business Suite 11i」の相互連携の検証をこの4月より行い、2001年8月7日、検証完了とともにCAI契約のプログラムであるCAI認定を受け、相互連携の基盤を整えました。両社はビジネスパートナー各社と協力して、ソリューションの提案活動や導入支援などの展開をしていきます。
両社のインターネット購買・調達ソリューションは、一般・資材購買業務の効率化を実現します。イー・ウェイブ・ソリューションズと日本オラクルは、『SeeDo://Internet調達』と「Oracle E-Business Suite 11i」を提供し、日本企業に適合した調達ビジネス・モデルやサービスの容易な構築を可能にします。また、企業グループ間での資材調達プロセスの効率化や、インターネットによる従来の取引関係を超えたオープンな購買・調達を可能にします。
文具・紙製品・事務機器大手であるコクヨ株式会社の「ネット調達システム」では、既に「Oracle E-Business Suite 11i」のインターネット購買・調達モジュール「Oracle Internet Procurement」と「SeeDo://Internet調達」が採用されています。
■本件に関する報道関係お問合せ先:
イー・ウェイブ・ソリューションズ株式会社 高田
日本オラクル株式会社 広報部 玉川・石川
■ホームページ
イー・ウェイブ・ソリューションズ株式会社:
http://www.ewavesolutions.com/
日本オラクル株式会社
http://www.oracle.co.jp/
Oracleは、Oracle Corporationの登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。
■『SeeDo://Internet調達』について
『SeeDo://Internet調達』は、インターネット上の企業間電子商取引ソリューションとして、バイヤーとサプライヤーとの間を結ぶコミュニケーション・ハブの役割を担い、インターネット上で行われる購買・調達プロセスを支援し、その過程を記録することが可能です。オープンで戦略的な調達がインターネットに接続されたブラウザを用意するだけで実現します。
これまでの調達業務(見積もり、折衝)は,担当者同士の面談、書面の交換、FAXや電話でやりとりするといった方法が一般的でした。そのため調達先の確定に至るまでに多大な時間と手間を要し,人手によるため見積もり依頼先が少数に限られていました。ネット調達の導入は、調達業務の効率向上だけでなく、取引先との調達プロセスの効率化と取引のオープン性の確保、戦略的なの購買戦略に基づく競争力のある新規調達先を国内外問わず募ることができるしくみの構築ができます。ネット調達という新しい購買チャネルによって,競争入札や新規調達先の開拓を効率的に推進することで調達品のコスト削減を図ります。
『SeeDo://Internet調達』には、『見積依頼機能』、一般・資材購買や指名入札をリバースオークションによってサポートする『マーケットプレース』機能、調達に必要な詳細仕様書や図面などの『ファイル添付』機能、E-メールによる見積りや入札依頼や落札などの『通知』機能、E-メールによる『承認ワークフロー』機能、案件単位の専用『掲示板機能』,売り手の『プロファイル表示』機能が用意されます。『Oracle internet Procurement』と『SeeDo://Internet調達』との連携は、認証情報、売り手情報などを共有マスターとし、Web画面間ではXMLや分散データベース機能によって両システム間の連携を可能とするシームレスなソリューションとしてユーザのニーズに的確に対応します。
『SeeDo://Internet調達』は、オラクルのインターネット対応製品群上で動作し、eビジネスのための最強データベース・エンジン『Oracle Database』をはじめとしたオラクルの最新インターネット対応製品を用いて開発されたソフトウェア製品です。オラクル製品の強固な機能に支えられ、24時間365日連続運用を可能にし、安定した、堅牢な調達サービスを提供します。
■CAIについて
CAI(Cooperative Applications Initiative)プログラムは、「Oracle E-Business Suite 11i」とCAIパートナー製品をオラクルの開発基準に基づいて統合する拡張ソフトウェア認定プログラムです。 CAIはカスタマイズに要する膨大な労力とコストを抑え、パートナーが自社製品と「Oracle E-Business Suite 11i」とのパッケージ化されたインテグレーションを構築、納入できるように様々な面からサポートし、最適なソリューションを提供します。
■「Oracle Internet Procurement」について
Eビジネスアプリケーション群「Oracle E-Business Suite 11i」のモジュール群で構成されるインターネット購買・調達(E-Procurement)ソリューションです。社内の購買・調達における発注業務とプロセスの改善だけでなく、仕入先との計画や受発注、請求、出荷などのリアルタイムな情報共有や特定の仕入先間であい見積もり、リバースオークション(逆入札)により競争原理の導入により最適な調達を実現し、取引におけるプロセスを最小化します。また、一元管理された購買履歴や仕入先とのトランザクションデータをもとに多角的な分析を行い、購買・調達業務における問題の特定や仕入先との戦略的な折衝など、迅速な意思決定の支援を行う「ビジネス・インテリジェンス」の機能を備えています。全世界で900社以上、既に国内でも10数社がOracle Internet
Procurementを採用しております。