日本オラクル、真のSOAを実現する「ホット・プラガブル」構想を発表

日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新宅正明)は、ベンダーに依存しない異種混在のエンタープライズIT環境を実現する「ホット・プラガブル(活線挿抜可能)」構想を日本市場に向けて発表します。これにより、オープン・ソースのJBossやIBMのWebSphere、BEAのWebLogicなどとの相互運用性を可能にし、真のSOAを実現します。

「ホット・プラガブル」構想は、「Oracle Fusion Middleware」を構成するオラクルのミドルウェアの各製品を、個別のモジュール構造にすることで、オラクル以外の他のミドルウェア製品やデータベースと容易に統合することを可能にします。また、異種システム間においても相互運用を可能にします。「ホット・プラガブル」の構想によって、従来は個別に必要とされていたAPI(Application Programming Interface)などの開発や検証の負荷が軽減され、ミドルウェアを活用したシステム設計、開発、運用コストの抑制に貢献します。日本オラクルは、オープン・ソースのJBossやIBMのWebSphere、BEAのWebLogicなどに対する相互運用性の検証を進めることで、顧客の現在や将来のIT投資を最大限に活用したいというニーズに応えていきます。日本オラクルでは、今後も他の製品との相互運用性を検証し、認証を得ていく予定です。

≪「Oracle Fusion Middleware」が現在備えている“ホット・プラガブル”な機能≫
・ 「Oracle BPEL Process Manager」、「Oracle Identity Management」、「Oracle Application Development Framework」、および「Oracle TopLink」コンポーネントは、すべての主要J2EEアプリケーション・サーバー上で動作可能です。
・ 「Oracle Identity Management」製品群は、さまざまなLDAPディレクトリ、Microsoft Active Directory、およびその他のシングル・サインオン製品に対応しています。
・ 「Oracle Fusion Middleware」は、「Oracle JDeveloper」SOA開発ツールに加え、Eclipse開発環境もサポートしています。
・ 「Oracle Application Server」と「Oracle Enterprise Service Bus」は、サードパーティーによるメッセージ・キューイング製品の使用を可能にする、プラガブルなJava Message Services (JMS) アーキテクチャを備えています。
・ 「Oracle Fusion Middleware」はMicrosoft .NETとの間に相互運用性があります。

●Oracle Fusion Middleware について
「Oracle Fusion Middleware」は、業界をリードするオラクルのSOAおよびミドルウェア製品で構成される包括的なミドルウェア製品群です。「Oracle Fusion Middleware」の構成製品は、「Oracle Application Server 10g」や関連の「Oracle Application Server」製品およびオプション(「Oracle Identity Management」、「Oracle Business Intelligence」、「Oracle BPEL Process Manager」、「Oracle Web Services Manager」、「Oracle Business Activity Monitoring」、「Oracle COREid」製品群、「Oracle Portal」、「Oracle Integration」など)、ならびに「Oracle Data Hub」や「Oracle Content Services 10g」、「Oracle Real-Time Collaboration 10g」、「Oracle Unified Messaging」などです。この実績あるミドルウェア製品群は、俊敏性の向上や、より豊富な情報に基づく経営上の意思決定、オラクルおよび他のベンダーのテクノロジーを含む分散したITシステムにまたがるデータやプロセスを容易に統合できます。また、「Oracle Fusion Middleware」はお客様にサービス指向アプリケーションに対する包括的なライフサイクル・サポートを提供し、優れたホット・プラガブル・アーキテクチャにより、企業の既存ITインフラストラクチャと他に類をみない相互運用性を実現しています。詳細については、http://www.oracle.co.jp/products/middleware/
をご覧下さい。

■本件に関する報道関係者お問い合わせ先
日本オラクル株式会社 コーポレート・コミュニケーション室 広報部 北川・山崎
Tel: 03-6238-8180 Fax: 03-5213-6990 E-mail: natsuko.kitagawa@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press/

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