オラクル、最新版の「Oracle Service Bus 11g」発表

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄)は、本日、「Oracle SOA Suite 11g」のパフォーマンスおよび拡張性をさらに向上する「Oracle Service Bus 11g」を発表しました。

「Oracle Service Bus 11g」は、「Oracle Fusion Middleware」製品群の一部であり、「Oracle SOA Suite 11g」の主要コンポーネントです。「Oracle Service Bus 11g」は、アプリケーションのアーキテクチャを、柔軟かつ迅速に変更しサービス指向のアプリケーション環境に対応させるソフトウェアです。これは、サービスやアプリケーションの調整および管理を、標準準拠された技術で行うことによって実現しています。

「Oracle Service Bus 11g」は、「Service Result Cache(サービス・リザルト・キャッシュ)」や「Automated Lifecycle Service Governance(オートメイテッド・ライフサイクル・ガバナンス)」などの新機能とあわせて、企業のデータセンターや仮想プライベートクラウド環境の性能および可用性の向上を実現します。

「Service Result Cache」について:「Oracle Service Bus 11g」では、サービスとして静的なバックエンドデータへ頻繁にアクセスを行う際に発生するレイテンシー(遅延時間)を削減するために、サービスの実行結果をメモリ上にキャッシュしサービス利用者に高速に結果を返す『サービス・リザルト・キャッシュ』機能をクリックひとつで簡単に利用できるようになりました。これは、優れたインメモリ・データグリッドである「Oracle Coherence」と連携することで実現しています。

Automated Lifecycle Service Governanceについて:これまで提供されてきたEnterprise Service Bus製品では、サービスガバナンス*を実現するツールと手動での組み合わせにより管理を行っていました。「Oracle Service Bus 11g」では、サービスのライフサイクル全体、すなわち開発から導入、実行にいたるまで、「Oracle Enterprise Repository」に自動的に同期することでサービスガバナンスを実現します。これによりサービスガバナンスツールとの同期を行うための不要な作業が削減され、エラーの大幅な削減と開発期間の短縮につながります。
*増え続けるサービスがビジネス要件およびアーキテクチャ要件に沿って計画、設計、作成、展開、利用、運用され、SOA が常に測定可能なビジネス価値を提供するように管理すること

クラウドとの統合について:「Oracle Service Bus 11g」は、企業のデータセンターとパブリッククラウド基盤との連携を容易にします。

●オラクルについて
オラクルは世界で最もcomplete、open、integratedなビジネスソフトウェアとハードウェア・システムの会社です。オラクルに関するより詳しい情報は、http://www.oracle.com/jp をご覧ください。

●商標
OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。

■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報室 野見山
Tel: 03-6834-4837 / Fax: 03-6834-6129 / E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press

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