「ビル再生100の物語」オフィスビルも進化しないと

ビル再生100の物語 第84話

テナワンでは、これまで多くのビルの空室対策や賃貸運営を行ってきました。

それぞれの問題を解決してきたビル再生の事例を「100の物語」としてこれから公開していきます。

進化の段階が変わった

次世代オフィスって何なのか?って話をしました。

オフィスビルは進化を求められています。
変化に応じて進化しないビルは置いて行かれるといってもいいです。
実はこれまでもオフィスビルは常に進化し続けてきました。

「これからのオフィスは個別空調じゃないと」
「OA化時代にはOAフロアと電気容量が欠かせない」
「光ケーブルはもはや当たり前」

これらのスペックを備えていないビルはツラい闘いを強いられ、その度に投資を迫られてきましたよね。

ただ、これまでと大きく違うのは、「進化の段階が変わった」という点です。

これまでの進化は、「スペック競争」でした。
空調、電気、機械警備、通信設備などに加えて、最近はLED照明など省エネ設備がトレンドと言われたりもしています。

でも、実は「エコな照明でホントにテナントが埋まるんかいな・・?」

と思っていませんか?

僕らもそう思います。
もちろん、スペックは高い方がいいです。快適ですから。

でも、「別にそこまでなくてもいいんだよね」というものも多いです。LEDじゃなくても死にませんし、小規模オフィスならOAフロアじゃなくてもたいして困らないですよね。

これからの進化は、居心地や気持ちよさのような「感情への刺激」など、求められるものの質が変わっていることに注意が必要です。

だって、カフェの方が快適に仕事できるって人がこんなに増えてる現象、そう考えないと説明できません。

眺めがいいとか、水辺のオフィスは気持ちいいとか、そういう基準で物件を選ばせる仲介サイトがこんなにウケてる状況もそう考えるととてもナットクです。


始めて読まれる方に

中小築古ビルのオーナーを対象に空室対策を実戦的に解説した空室対策技術集を無料配布してします。

これまで、東京都心の中小型ビルが検討客を集められない4つの原因へ対応する考え方として、リーシングマネジメントという考え方が大切だとご説明しました。

リーシングマネジメントの基本的な考え方は、

「打点(空室を埋めること)は、打席数(認知度を上げること)×打率(決まりやすい条件やウリ)に比例する。」

です。

弊社での空室対策の事例やオーナーさんの声など、テナワンのHPにて詳しくご覧いただけます!


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