NTTデータ、Qlik Senseを導入し 調達プロセスのDXと運用コスト削減を実現
東京 - 2023年2月2日 - Qlik(R)( https://www.qlik.com/ja-jp/ )は、ITとビジネスサービスの革新的なリーディングカンパニーである株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:本間 洋、以下: NTTデータ)が、社外から調達するIT製品・ITサービスに関する機密性の高い調達データを分析し、能動的にインサイトを引き出すためにQlik Sense(R)を採用したことを発表しました。
NTTデータは、デジタルとITの最適化およびマネージドサービスによるビジネス変革の最前線に立ち、お客様が自信をもってデジタルな未来への移行をできるように支援しています。またNTTデータでは、数年にわたり、多岐にわたる調達プロセスの改革に着手し、リアルタイムで事実に基づいた意思決定能力を事業部門に浸透させてきました。
その一環として、全社的に公正な調達価格設定を行うために、最適な調達価格を判断する仕組みを導入しています。NTTデータでは、これまで複数にわたる事業部門が、製品選定、見積もり取得、購買発注等の購買オペレーションに非効率な時間を費やしてきました。
このためNTTデータではQlikと協業し、各事業部門にリアルタイムで購買に関する知見を提供するシステムを構築しました。Qlikの分析機能を活用することで、NTTデータは各チームがデータを相互比較し、より多くの情報に基づいた意思決定を日々行えるようにし、同時に運用コストの削減も実現しました。
NTTデータ プロキュアメント部 課長 岡田 百世氏は、次のように述べています。
「近年のAI、IoTテクノロジーの劇的な進歩に伴い、顧客提供価値向上、競争優位性獲得のため、当社におけるデータ活用の重要性は日々高まっています。当社でも自社が保有している調達データに着目し、Qlik を使ってこのデータから価値を得ることで、適切なデータを適切な人に提供、データドリブンな意思決定を可能とし、ビジネス全体のイノベーションを加速させることができるようになりました。」
NTTデータのセキュリティサービス基盤「A-gate(R)」上にQlikを搭載し、複数の形式で保管されている全社的なデータの収集・加工・分析を自動化・効率化しています。より安全・安心なパブリッククラウド環境でデータ分析を行いたいという金融機関、事業法人、公共機関のニーズに応えるために開発された NTTデータ A-gate(R) を活用し、社内でのデータ利活用の幅を広げ、様々な事業部門の社員がデータに基づいた確かな意思決定を行えるようになりました。
クリックテック・ジャパン株式会社 カントリーマネジャーの今井浩は次のように述べています。
「Qlik のアクティブインテリジェンスにより、NTTデータ様のデータドリブンな事業運営体制の構築に寄与できることを嬉しく思います。今後もQlikによるリアルタイムでのデータ収集と俊敏な行動の促進により、NTTデータ様のさらなるビジネスプロセスの最適化を図り、企業価値向上に資することができるよう、サポートを継続する所存です。」
NTTデータ A-gate(R)について
Qlik Managed Services on A-gate(R)(AWS)は、NTTデータがパブリッククラウド(AWS)基盤上で企業内外の重要データを安全・安心にデータ分析を実現したサービスプラットフォームです。NTTデータは、このサービスを提供することで、お客様が隠れたインサイトを発見し、リアルタイムなデータでより良い成果を上げるために設計され最新の情報からよりスマートな意思決定ができるようにします。
https://agate.nttdata.com/
クリックテック・ジャパン株式会社およびQlik Technologies Inc.について
クリックテック・ジャパン株式会社は、米国Qlik Technologies Inc.の日本法人です。Qlikが描くビジョンは、すべての人がデータおよび分析からより良い意思決定ができ、非常に困難な課題を解決できる、データリテラシーに富んだ世界です。プライベートSaaS企業であるQlikは、データ、インサイト、アクションの間のギャップを解消するために、Qlik Cloudを活用したリアルタイムのデータ統合およびデータ分析ソリューションを提供しています。データをアクティブインテリジェンスに変換することで、意思決定の質を向上し、収益および収益性の向上や顧客との関係性の最適化を実現することができます。Qlikは、世界100ヶ国以上、38,000社以上の顧客に向けてサービスを提供しています。