新制振材・VA-エラストマーで不快な振動を がっちりカットするストリング 「S-TRACE(S-トレース)」 2017年3月下旬発売

 ヨネックス株式会社(代表取締役社長 林田草樹)は、振動を抑制する新素材「VA-エラストマー」を搭載した、ソフトテニスストリング「S-TRACE(S-トレース)」を2017年3月下旬より発売いたします。
 
 ソフトテニス競技において、ストリング選びの重要性は勝敗を決するといっても過言ではありません。当社は中上級者のプレースタイルを解析し、ストロークプレイヤー(後衛)には、ボレープレイヤー(前衛)を翻弄するコントロール性と反発性が求められていると分析しました。ストリングの球持ち感を向上させるためにはゲージを太くすることが解決策ですが、単純なゲージ変更は不快な振動の増幅につながり反発力も低下します。
 そこで、この相反する要素を両立させるために、ストロークプレイヤーにむけて新開発したマルチフィラメントストリング「S-トレース」では、太めの1.35mmゲージでもVA-エラストマーの新採用により不快な振動をがっちり減衰※させるとともに、ボールをとらえる感覚を鮮やかに引き出すことに成功しました。
※振動減衰性10%向上。(従来品との比較、マシンテストによる検証、ヨネックス調べ。)

S-TRACE製品パッケージ画像
S-TRACE製品パッケージ画像

<INNOVATION>

◆VA-エラストマー(VA=Vibration Absorption)
一般的な制振材は、振動全体を減衰させてしまうので打ち応えや打球感そのものが失われます。一方、今回の新素材「VA-エラストマー」は、特定周波数の振動(ストリングの振動)のみを素早く減衰させるので、ボールをとらえる感覚や打ち応えはありながら、不快な振動のない爽快な打球感を実現します。

VA-エラストマー
VA-エラストマー

◆FRF製法(Fusion of Resin and Filament)
樹脂を高密度充填させて繊維間の隙間を無くすことで打球時のパワーロスを軽減。この際にプラズマ照射することで繊維と樹脂を分子レベルで結合。より密着度を高めることで、耐久性が向上します。

FRF製法
FRF製法

<製品情報>

製品情報
製品情報

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