日本オラクル、多次元データ分析・意思決定支援のためのオンライン分析ソフトを出荷

日本オラクル株式会社(本社:千代田区紀尾井町4-1、代表取締役社長:新宅正明)は多次元データ分析・意思決定支援のためのオンライン分析ソフト「Oracle9i OLAP R9.2.0」を2003年6月23日より出荷することを発表いたします。

「Oracle9i OLAP R9.2.0」は、「Oracle9i Database Enterprise Edition Release 2」に対応したオプション製品です。業界で初めてリレーショナル・データベース上に複雑な多次元演算を可能にするOLAPエンジンを搭載し、大規模に蓄積されたデータの様々な分析を可能にします。「Oracle9i OLAP R9.2.0」は「Oracle9i Database」のプロセスに完全に結合されているため、従来別々に構築する必要があった多次元OLAP(M-OLAP)とリレーショナルOLAP(R-OLAP)を一つのデータベースで構築でき、高度な分析とオープンなアクセス、パフォーマンスおよび管理の容易さという両立が難しい特長を同時に実現します。また、クラスタ化技術「Oracle9i Real Application Clusters」やデータ保全技術「Oracle Data Guard」などの高い拡張性や可用性、認証や暗号化などの高度なセキュリティを提供し、高い信頼性を誇る「Oracle9i Database」の特長をそのままオンライン分析システムに導入することができます。

「Oracle9i OLAP R9.2.0」は、「Oracle9i Database Enterprise Edition Release 2」と組み合わせることによって、多様なデータ検索、分析を可能にします。企業の基幹業務をはじめ、経営のための意思決定や、製品の研究開発、マーケティング、営業など様々な領域で利用が可能です。

「Oracle9i OLAP R9.2.0」概要
出荷開始日:2003年6月23日
価格:250万円/1CPU または 5万円/1指名ユーザー
Oracle Database Enterprise Editionに対するオプション製品です。Oracle Databaseと同等数のライセンスを購入する必要があります。
対応プラットフォーム:Solaris、HP-UX、Linux、Windows(8月より提供開始)、AIX(8月より提供開始)
対応データベース:「Oracle9i Database Enterprise Edition Release 2」

「OLAP」について
OLAP(On-line Analytical Processing)は、企業が顧客データや販売データを蓄積したデータベースを多次元的に解析し、視覚化するシステムです。データウェアハウスなどを使って集められた大量の元データを多次元データベースに格納し、これを様々な角度から検索・集計して問題点や解決策を発見します。

「Oracle9i Database」について
「Oracle9i Database」はウェブサイト、トランザクション処理、マルチメディア、コンテンツ管理、意思決定支援などの企業アプリケーションを支える、最も強力なデータベースです。「Oracle9i Database」は単一プロセッサのサーバーから最大規模のSMPサーバー、大量クラスタ、メインフレームまで全てに対応し、優れたパフォーマンスと拡張性を実現します。「Oracle9i Database」はこれまでにない使いやすさ、可用性、セキュリティ、コストパフォーマンスを可能にします。

■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 マーケティング本部
コーポレートコミュニケーションズグループ 広報担当 玉川
Tel:03-5213-6144 / Fax:03-5213-6589
e-mail:Takeo.Tamagawa@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press/

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