子どものITリテラシーは「親の関わり方」で決まる! 子どもをデジタル社会のトラブルから守り、活躍させるために、親が知っておきたい基本的な知識や、家庭で簡単にできる取り組みをまとめた一冊が登場。

株式会社かんき出版(本社:千代田区 代表取締役社長:齊藤龍男)は、『シン・デジタル教育 10年後、わが子がAIに勝つために必要なこと』(松林 弘治/著)https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761275495を2021年7月7日より全国の書店・オンライン書店等(一部除く)で発売いたします。

◆デジタル教育は、保護者のサポートが必須
今やコンピュータやIT機器は日常生活に欠かせないものになっています。

ですが、それらに関するさまざまな仕組み、原理、特徴、活用法などをあまり知らない人も多いのではないでしょうか。
「ITについて何も知らなくても“使えて”いるので問題ないのでは?」と思うかもしれませんが、コンピュータやIT機器の仕組みを知らず、ITリテラシーが身についていないと、課金ゲームにお金をつぎこんでしまったり、SNSに投稿した写真から自宅の住所がバレてしまったり、フェイクニュースに騙されてしまったり、必要ないものを買わされたり……など、トラブルに巻き込まれたり、損をしてしまったりすることもあります。

特に、子どものITリテラシーは「親の関わり方」で決まります。

つい身を委ねてしまい、時間泥棒になってしまうアプリやコンテンツの誘惑とどう向き合うか、どう折り合いをつけて付き合うか。子どもの学びを深めるための有意義な使い方やコンテンツの存在を子どもに教えられるか。
スマホやタブレット、GIGA端末を学びに最大限活用させてあげられるように、親がどのように関与すべきか。
こういった側面に思いをはせ、知ることも、親が身につけるべきITリテラシーのひとうと言えます。

本書では、家庭でもできる「プログラミング的思考」の育て方や、ITリテラシーの高め方、スマホとの付き合い方など、DX時代に活躍する子どもを育てるために、親が知っておきたい知識やアイデアが満載です。

◆「コンピュテーショナル・シンキング」は家庭でも育てられる
日本はOECD加盟国の中で、現時点では教育現場(学校、自宅学習)におけるIT・ICT機器活用率が最も低い国ですが、「GIGAスクール構想」や「プログラミング教育」などインフラ面、そしてコンテンツ面から国を挙げて必死にアップデートしている最中です。

ですが、たとえば「プログラミング教育」がどういうものかご存知ですか?
これは、いわゆる「コード」を書くプログラマーを育てるものではなく、真の目的のひとつは、問題解決や論理的思考に必要な力である「プログラミング的思考(≒コンピュテーショナル・シンキング)」を、プログラミングという具体的な行為を通じて学ぶことです。
多くの初等~中等教育の現場では、まだまだ教える側も教えられる側も変化の入口にいる状態ですから、デジタル教育を学校に任せきりにせず、家庭での教育がより重要になってきます。家庭でデジタル教育を受けた子どもと、そうでない子どもの間に、将来、圧倒的な格差が生まれる可能性もあります。

子どもの「コンピュテーショナル・シンキング」を育てるためには、特別に難しい教育は必要ありません。日常生活の中に、いわゆる「コンピュテーショナル・シンキング」に通じる考えを育む素材は無限に転がっているからです。

本書では、ITエンジニアでありIT教育者である著者が、自身の子どもに実際に行ってきた取り組みの過程を順番(時系列)に紹介しています。
また、「親が知っておきたいコンピュータの超・基礎知識」や、特別付録として、Instagram共同創業者であるマイク・クリーガー氏のインタビューや、学びと実践を深める書籍案内も掲載。

子どもだけでなく、親世代も仕事や生活に生かせる知識が得られます。

【目次】
第1章 ITリテラシーの有無が、格差を生む
第2章 プログラミング教育についての誤解
第3章「コンピュテーショナル・シンキング」が全ての子どもに必要な理由
第4章 わが子に「コンピュテーショナル・シンキング」を身につけさせるために親ができること
第5章 世界のデジタル教育・日本のデジタル教育
第6章 親が知っておきたいコンピュータの超・基礎知識
特別付録1 インスタグラム共同創業者 マイク・クリーガー氏インタビュー
特別付録2 学びと実践を深める書籍案内

【著者プロフィール】
松林 弘治 (まつばやし こうじ)
◎――ITエンジニア。著述家。IT教育者。1970年生まれ。大学院〜助手時代にユーザインタフェースの理論的な研究を行ったのち、オープンソースの世界に転職。日本発のOS、Vine Linuxの開発に参画、主にPowerPC版の開発を担当し、開発団体の副代表に就任。ヴァインカーブの一員として、大学の全学教育システムの開発・保守を行うなど、各種開発・技術コンサルなどに従事。
◎――その後、リリース直後の写真共有SNS「インスタグラム」の日本語化を2年間1人で担当する。2014年にフリーランスとなり、数多くのシステム開発に携わりながら、企業に対する開発・技術についてのアドバイスなどを行っている。
◎――その一方で、韓国の鮮文大学グローバルソフトウェア学科客員教授、大前研一氏主宰の「ビジネス・ブレークスルー」の子供向けプログラミング講座講師、東京練馬区の公立小学校やアオバ・ジャパンインターナショナルスクール(練馬)でプログラミングを教えてきた他、保護者や教員向けのセミナーを多数行うなど、教育関係の仕事にも従事。『子どもを億万長者にしたければプログラミングの基礎を教えなさい』『パソコンがなくてもできる!はじめてのプログラミング』(KADOKAWA)など著書多数。

【書誌情報】
書名:『シン・デジタル教育 10年後、わが子がAIに勝つために必要なこと』
定価:1,650円(税込)
判型:46判
体裁:並製
頁数:256頁
ISBN:978-4-7612-7549-5
発行日:2021年7月7日

【ご購入はこちらから】
amazon:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761275499/kankidirect-22/
楽天: https://books.rakuten.co.jp/search?sv=30&b=1&g=000&sitem=4761275499&v=2


AIが記事を作成しています